【ボクシング】村田諒太が日本プロスポーツ大賞殊勲賞を受賞、今年の一文字は「変」
今年一年のプロスポーツ界を引っ張った選手・団体に贈られる2017年第50回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞の授賞式典が12月20日(水)東京都内にて行われ、WBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)が殊勲賞を獲得した。
今年5月にWBA世界ミドル級王者アッサン・エンダムに判定負けを喫した村田だったが、10月のダイレクトリマッチで7RTKO勝ちを収めリベンジ&タイトル獲得を果たした。
殊勲賞を獲得し、囲み取材に応じた村田は「歴代の先輩たちが授賞している中で自分も授賞できて嬉しいです。自分がこういうのをもらえるにふさわしいかわからないので恐縮です」と多くの報道陣を前に苦笑い。
今年1年については「世界チャンピオンになれていい経験が出来たのでいい一年でした。また来年につなげていきたいと思います。今年を漢字一文字で例えると? 色々と変わった年になったので“変”です」と振り返る。
来年については「防衛戦があるのでそれをクリアーして、もっと大きな舞台に進めるような年にしたい」という。なお。この日は今年のNHK紅白歌合戦のゲスト審査員として出席することも発表され、「恐縮ですけど、国民的イベントなので楽しませていただきながら何かお手伝いさせていただけることがあればいいなと思います。僕個人としては大好きなSuperfly(スーパーフライ)さんの生歌を聴けるのが楽しみ。あと安室奈美恵さんがどういう形で出るのか凄く気になります」と話した。
なお、ボクシングの新人賞には、プロボクシング部門ではライトフライ級でプロ無敗のまま世界初防衛を果たした拳四朗が受賞。また、功労賞にはWBA元世界スーパーフェザー級スーパー王者で、今年7月に引退を表明した内山高志(ワタナベ)が受賞。
また、キックボクシングからは新日本キックボクシング協会の日本ミドル級王者・斗吾(=平山斗吾/伊原道場)が功労賞、日本フェザー級王者・石原將伍(ビクトリージム)が新人賞を受賞。毎年、相撲業界からも受賞者は選ばれるが、一連の騒動があったために日本相撲協会が今年は辞退し、大賞を福岡ソフトバンクホークスが獲得した。その他の受賞者は以下の通り。
<受賞者>
▼大賞
野球:福岡ソフトバンクホークス
▼殊勲賞
ボクシング:村田諒太
野球:デニス・サファテ
日本レースプロモーション:佐藤琢磨
▼最高新人賞
野球:京田陽太
▼功労賞
野球:該当者なし
男子ゴルフ:坂井初敏
女子ゴルフ:表純子
サッカー:武田信平
ボクシング:内山高志
ボウリング:白石雅俊
競技ダンス:梅原和之、服部美穂子
日本レースプロモーション:石浦宏明
中央競馬:クリストフ・ルメール
地方競馬:岡部誠
競輪:新田祐大
オートレース:鈴木圭一郎
ボートレース:峰竜太
新日本キックボクシング協会:平川斗吾
▼新人賞
野球:京田陽太
男子ゴルフ:石徳俊樹
女子ゴルフ:畑岡奈紗
サッカー:中山雄太
ボクシング:拳四朗
ボウリング:久保田彩花
競技ダンス:柴田悠貴、松原麻美
日本レースプロモーション:ピエール・ガスリー
中央競馬:荻野極
地方競馬:鈴木祐
競輪:太田竜馬
オートレース:中村杏亮
ボートレース:羽野直也
新日本キックボクシング協会:石原將伍
※功労賞及び新人賞はプロスポーツ協会加盟の各競技団体の推薦により選出
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