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【DEEP】女王・黒部、韓国の19歳の打撃を警戒

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2017/12/22(金)UP

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再起戦に臨む黒部(左)が迎え撃つのは、19歳の新鋭パク(右)

 12月23日(土)東京・ディファ有明にて開催される『DEEP 81 IMPACT』の公開計量が、22日(金)都内にて12:30より行われた。

 今大会唯一の女子マッチに出場する、DEEP女子アトム級王者・黒部三奈(39=マスタージャパン)とパク・ジョンウン(19=韓国/TEAM STORONG WOLF)はともに48.05kgでアトム級リミット(47.6kg=0.45kgの許容重量が認められる)をクリアーした。

 黒部は2012年12月に35歳でプロデビュー。チョークスリーパーを得意としており、これまでに12戦10勝3敗の好戦績を残している。6月には韓国のMMA(総合格闘技)ビッグプロモーション『ROAD FC』に乗り込み、元UFCのハム・ソヒ(韓国)とROAD FC女子アトム級王座決定戦を争ったが、3RにTKO負けを喫して今回が再起戦となる。

 対するパクは2013年にアジアサンボ選手権で韓国代表に選ばれた実績を持つ。キックボクシングの大会にも出場し、5戦5勝の戦績。18歳でMMAデビュー戦となった『ROAD FC23』では1階級上の藤野恵美を相手に判定で敗れはしたものの激しい打ち合いを繰り広げ、昨年6月の『VTJ』では元DEEP女子ライト級王者・渡辺久江と引き分けた。

 黒部は「前回韓国で負けたんですが、寝技にいくのにこだわりすぎて立ち技に自信を持っていけなかった。今回は打撃を強化したり、ただ寝かせに行くだけではなくいろいろとやってきました」と、ROAD FCでの敗戦を反省材料に強化してきたという。

 パクについては「まだ若いので試合をするたびに成長している。サンボをしているみたいだが、打撃が主体」と評する。それに対して「打撃を警戒しながら、やることをやれるだけやるってだけです」とした。

 唯一の女子の試合ということには「プレッシャーを感じすぎないように、自分らしく試合が出来たらいいなと思います」とマイペースでいきたいと話した。


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