【UFC】マクレガー、今年前半に防衛戦やらなければ王座剥奪
昨年8月にフロイド・メイウェザーとの”世紀のメガマッチ”で1億ドル(100億円以上)を稼いだと言われる、UFCライト級王者コナー・マクレガー(29=アイルランド)が王座剥奪の危機にある。
マクレガーはUFCで、2015年12月に”フェザー級絶対王者”と呼ばれたジョゼ・アルド(ブラジル)をわずか13秒でKOして同王座を獲得し、2016年11月にはエディ・アルバレス(アメリカ)を2R TKOしてライト級王座を奪い、UFC史上初の同時二階級制覇を成し遂げた。だがその後はメイウェザー戦に専念するためUFCで戦っておらず、16年11月末にフェザー級王座を剥奪された。そして今回、UFCのデイナ・ホワイト社長が「防衛戦をしなければマクレガーのライト級王座を剥奪せねばならない」と発言したのだ。
1月13日(現地時間)にアメリカ・セントルイスで行われた『UFCファイト・ナイト124』の後、この大会を放送したテレビ『フォックス・スポーツ1』に出演したホワイト社長は、UFCが現在、ライト級暫定王者トニー・ファーガソン(アメリカ)とハビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア)の試合を組もうとしていると語った。
「コナー(・マクレガー)は9月に復帰したいと言っているが、9月に復帰するなら(ライト級王座獲得から)2年近くになる。そんなわけには、いかない。こういうことは他の選手にとってフェアではない。コナーのことはリスペクトしているし、彼がUFCにどれほど貢献してくれたかは理解しているが、王座は更新されねばならない。今、ハビブvsトニーの試合を我々は組もうとしている。もしコナーに復帰する気があるなら、彼は挑戦する最初のチャンスを与えられるだろう」とホワイト社長。
つまり9月復帰では遅すぎる、と言っているのだ。そして「マクレガーは王座剥奪される可能性があるのか?」と尋ねられると、「その通りだ」と明言した。
”UFCの覇王”マクレガーの復帰はあるのか。それとも、このまま王座を剥奪されて引退してしまうのか。
Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images
●編集部オススメ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】