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【ボクシング】元世界2階級王者フエンテス、比嘉大吾とパンチの応酬を予告

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2018/01/29(月)UP

公開練習でのフエンテス、パンチの応酬を予告した

 24日(日)、沖縄県立武道館にて行われるWBC世界フライ級タイトルマッチで、王者・比嘉大吾22=白井・具志堅ジム)に挑戦する、元世界2階級王者・モイセス・フエンテス(30=同級9/メキシコ)の公開練習が29日、都内ジムで行われた。 

 この試合に向け、とても厳しくタフな練習をしてきたというフエンテス。一昨年の大みそかで田中恒成(畑中)に5回TKO負けしたときは、日本の寒さでコンディション作りに失敗したというが、「今回は違う気持ちで臨んでいる。経験的にも熟しており、いい試合ができると思う」とフエンテスはコンディション的には問題はない様子。

ミットでは快音を響かせたフエンテス

 公開練習ではシャドウ、ミット、パンチングボールをそれぞれ2分のみこなした。パンチのキレは良くミットで快音を響かせたが、報道向けに手の内を隠したかとも思える短い公開練習となった。

 その練習ぶりを視察した比嘉の師である具志堅用高会長は「気が抜けないね。身体は締まってたし、練習している。パンチもありそう」と印象を口にした。

視察に訪れた具志堅会長がフエンテスと2ショット

 今回勝てば、3階級制覇となるフエンテス。それについて聞かれると「ミニマム、ライトフライとやってきたが、今のフライ級が自分のナチュラルウェイト。3階級制覇は神からのプレゼントだと思っている」と自信をのぞかせる。比嘉には「このチャンスをくれてありがとう」とメッセージを送った。

 比嘉に対してどんな戦いを見せてくれるのかについては「大変困難な試合になると思う」とまず前置きを入れた上で「比嘉がパンチを出せば自分も出す。パンチの応酬、それが私のボクシングスタイル。パンチ数の多い試合をやりたい。私もこれまでたくさんKOを作ってきた」と激しい試合を予告した。

3階級制覇に自信をのぞかせたフエンテス

 フエンテスは20075月にプロデビューし3025勝(14KO4敗1分の戦績。118月にWBO世界ミニマム級、139月には初回TKO勝利しWBO世界ライトフライ級で暫定王者となり2階級制覇達成。一昨年の大みそかに田中恒成TKO負けを喫しているが、昨年7月の試合で判定負けを喫したWBCフライ級13位のウリセス・ララ(メキシコ)に同年10月に再戦し初回KO勝ちを収めている。

 なお今回2度目の防衛戦となる比嘉は27日の公開練習で「KOで勝てなければ、おかしい相手。必ず前半でKOします」と絶対KO宣言。14戦全勝・全KO勝利の比嘉は、KOすれば浜田剛史の連続KO勝利の日本記録”15”に並ぶ。

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