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【レベルス】宮元啓介、小笠原瑛作の兄・裕典は「ただの一選手」

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2018/02/15(木)UP

昨年10月の試合でMuayThaiOpenスーパーバンタム級王者・野呂裕貴(左)を右ハイでKOした宮元(右)。今回も蹴りで決めると宣言

 2月18日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.54』に出場する元WPMF世界スーパーバンタム級王者・宮元啓介(橋本道場)の試合前インタビューが主催者を通じて届いた。

 対戦相手はWBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者・小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺)。長い手足を利した攻撃で、今年1月にINNOVATIONスーパーバンタム級王座を獲得。現在5連勝中だ。

 勢いに乗る強敵だが、印象は「特に無い」とのこと。「背が高くて、リーチが長いな、ぐらいです。試合前に2、3回映像を見て、そこから対策を立てていきますけど」と、あまり意識していない様子。

 宮元は小笠原の弟、瑛作に一昨年12月にKO負けを喫している。その兄ということに対しても「全く意識してないです。ただの1選手ぐらいです」と意に介していない。

今回の相手は以前倒された小笠原瑛作の兄だが「とくに印象はなし」とマイペース

 しかし「自分も小笠原瑛作選手に勝っていれば、大きな舞台にずっと出られたわけですから。その分、1つも負けられないな、という気持ちです」と、層の厚い55kgで戦うことに気を引き締める。

「小笠原瑛作選手に倒されてから、結構フィジカル面は強化してきたので、体の強さはまたさらに上がったかなと思います」と調子は上がっているようだ。

 宮元は昨年12月のKNOCK OUTで、WKBA世界スーパーバンタム級王者・江幡塁に0-2で惜敗。しかし終始前に出て攻めた宮元も高く評価されていた。「一生懸命だったんで、そこまで細かく試合内容は覚えてないですけど、向こうがボディを嫌がってたのは分かりましたし、自分は向こうのローは全然痛くなくて気にしなかったんで。終わった時は負けはないのかな、と思ったんですけど」と負けの実感は無いという。

 「終わった後、いろんな人から『いい試合だった』とか『負けてなかった』と言われました。それを聞くとやっぱり悔しいですよね。もっと前に出たら勝てたのかな、と思ったり。だから、今年は一試合も落とせないです。決まった試合は全部勝つ、と思っています」と決意を新たにする。

 今回の試合は「蹴りが得意なので、バンバン蹴っていきます。パンチはちょこっとですけど。今回も面白い試合をしてKOで勝つので、応援をよろしくお願いします」とKO宣言で締めた。

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●編集部オススメ

・宮元が右ハイで野呂をKOした昨年10月試合

・波賀をTKOで下し、二冠王に輝いた小笠原の試合

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