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【K-1】スアレック吠える「小宮山は逃げて女々しい」

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2018/02/21(水)UP

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迫力と破壊力満点のミドルキックをミットに蹴り込むスアレック

 3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~』に出場する、REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者スアレック・ルークカムイ(31=タイ/STURGIS新宿ジム)が2月18日(日)都内所属ジムにて公開練習を行った。

 スアレックは「K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場。1回戦では第3代RISEスーパー・フェザー級元王者・小宮山工介(31=K-1ジム北斗会館)と対戦する。

 12歳でムエタイを始め、ムエタイの二大殿堂のひとつラジャダムナンスタジアムやムエタイのテレビマッチ=BBTVで活躍。140戦以上のキャリアを誇り、2015年以降は日本でも試合を続け、国内-60kgのトップ選手たちを次々と撃破してきた。

“超攻撃型ムエタイ”の異名通り、公開練習ではフルパワーで左右のストレート、アッパー、フック、ミドルキックを繰り出し、ジム内に衝撃音を響かせた。

「自分がK-1に出るというニュースを見てびっくりした人もいたけれど、たくさんの人が喜んでくれた。K-1のことはブアカーオが出ていた頃から見ていて、いつか自分も出てみたいと思っていた。K-1は他の格闘技と比べて、見ている人が多いし、世界中に広がっている。K-1を通して自分のこと、そしてムエタイのことをもっと知ってもらいたい」と、K-1参戦を希望していた理由を明かすスアレック。

「日本のファンに“超攻撃型ムエタイ”と言ってもらえて嬉しいよ。自分は見ている人に楽しんでもらえる試合をしたいと思っているからね。このファイトスタイルは昔から変わらない。もちろん調子が悪い時はテクニックを使って試合をすることもあるけれど、調子が良くて仕上がりがいい時は相手が誰でも自分の戦い方を変えることはない」と語る生粋のファイタータイプ。

「自分も日本で試合をする中で、日本での戦い方も研究したし、日本のファンがKOを見て喜んでくれることも知っている。相手をKOしてファンが喜んでくれれば、自分も同じように嬉しいよ」と、KOにこだわる理由も話す。

 K-1ではムエタイの必殺武器であるヒジ打ち・組んでからの攻撃が禁止だが、「K-1ルールで勝つにはパワーが必要だ。でも自分の持っている技術、特にパンチとローキックを駆使して戦えば、ヒジ打ちや組んでからの攻撃がなくても全く問題ない。もちろんK-1のための練習はやらないといけないけどね」と自信をのぞかせる。

 1回戦で対戦する小宮山の印象を聞かれると「試合になると逃げて女々しい」と小宮山の戦い方をバッサリ否定。さらに「もし武尊と戦ったら? 全く問題ないね。自分と他のトーナメント出場選手とでは実力・経験に差がある。ムエタイがNo.1で、俺はトーナメントで優勝する自信がある」と堂々のトーナメント制覇宣言。

 K-1で活躍するタイ人と言えばゲーオとゴンナパーだが、スアレックは「俺は2人よりも楽しい試合が出来ると思う。3月のK-1が終わったら、みんなスアレックという名を知ることになるだろう」と不敵に笑った。

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