【RIZIN】堀口恭司が那須川天心との戦いを望む理由とキックをやる理由
5月6日(日)マリンメッセ福岡で開催の『RIZIN.10』に出場するRIZINバンタム級トーナメント王者・堀口恭司(27=アメリカン・トップチーム)が、2月26日(水)都内にて記者会見を行った。堀口は元UFCトップファイターのイアン・マッコール(アメリカ)と対戦する。
会見では記者からの質問に答え、堀口が那須川天心(19=TARGET/Cygames)とのキックボクシングルールでの対戦にかなり意欲的な発言。それを受けて榊原信行RIZIN実行委員長は次のように語った。
「バンタム級に階級を上げる話をした時もそうでしたが、堀口選手は常に新しいこと、規格外のことに挑戦したいとの気持ちがあり、日本格闘技界をもう一度盛り上げることが彼のテーマなんです。そのためには何でもやる、と。19歳で結果を残している天心選手は日本の中で存在が大きくなってきているので、堀口選手の視界に入って来たのだと思います。元々(堀口が)、空手をベースにした者同士ですし、流派の違いも含めて戦ってみたい一人だと言っていました。ただ、今の時点でMMA(総合格闘技)ではないだろうと、天心選手のルールに挑んででもやってみていい相手なのだと思いますね」
堀口は今年決定しているRIZINの全5大会に「怪我がなければ全部出たい」と全大会参戦を希望しており、その中で那須川とのキックルールでの対決が実現する見通しだ。
那須川は同じく福岡大会に参戦が決まっており(キックルール)、その対戦相手について榊原実行委員長は「日本人も外国人も含めてあたっています。RIZINらしい対戦相手を用意したい。本当に強いかどうか分からない外国人選手をいきなり呼んでも熱は生まれません。RIZINらしい対戦相手を用意したいですね。いくら強いと言っても付け焼刃的に呼んでもファンは騙されません。各プロモーションから見つけて、この選手と天心の試合が見たいと思われる熱をきちっと作っていけたらと思っています」と、強敵を用意したいと話した。
また、シンガポールを拠点とする『ONE』やアメリカの『Bellator』もMMA(総合格闘技)とは別にキックボクシングの大会を主催していることに触れ、「キックボクシングと総合格闘技の併催、同じフィールドでやっていくことは変わらずやって行きたいです。RIZINは幕の内弁当。ごった煮状態でいろいろなものが見られるのがいいと思います。グラップリングもファンが見たいものを組んでいきます。
RIZINが出来た時からキックの試合は武尊選手やHIROYA選手の試合を組んでいます。ケージ(金網で囲まれたリング)ではなく、リングで試合をやるアドバンテージは両方やれること。これしかやらないろ縛られたくはないので、新しいチャレンジをするのはRIZINのテーマです。あえて変化をしないと主催者や団体や選手が活性化しません。ですからRIZINはチャレンジしていきたい。そのひとつがキックの試合もやることです。那須川天心のようなスーパースターが生まれてきたなら、彼を中心としたキックルールのグランプリ(トーナメント)があってもいいんじゃないかと思います」と、キックルールの試合にも力を入れていくと話した。
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