【Krush】芦澤、佐野は「つまんねえ」独自の格闘技哲学で批判
3月10日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.86』で、佐野天馬(20=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する芦澤竜誠(22=K-1ジム総本部チームペガサス)の試合直前インタビューが主催者を通じて届いた。
芦澤は長いリーチから繰り出す鋭い打撃を持ち味とする超好戦的ファイター。一昨年4月にINNOVATIONフェザー級王座を獲得した実績を持つ。18勝のうち12がKOの強打者だ。
相手の佐野は昨年12月のBigbangフェザー級王座決定戦でリョウ・ペガサスにフルマークに近い判定で完勝。
芦澤に佐野の印象を聞くと「いや~、試合を見たことはあるんですけどインパクトがないから何とも思わないですね。まあ強い選手ですけど、俺の印象にないってことは面白くないってことなんで。まだ試合も見直してないんですけど、俺の記憶に残らないってことは見ててもつまらなかったんでしょうね」と興味なさげなそぶり。
芦澤は記者会見でも攻撃的な言葉が多いが、今回は比較的少なかった。理由は「だって…印象がねえんだもん。そもそも俺は年下に一切イラつかないんですよ。だから会見の時も『こいつ俺をイラつかせたら大したもんだ』って思ってたんですけど、イラっとすらしなかった。やっぱこいつはつまんねえなって思っていました」と飄々と語る。
芦澤は桝本翔也など、佐野の所属するKRESTの選手と対戦経験が多いが「絶対に仕組んでますよ、俺を怒らせようとして」と苦笑い。
「KRESTのやつら、マジむかつきますからね。KRESTでちゃんとしてるのは武尊・山崎秀晃・卜部兄弟(弘嵩・功也)だけでしょう。あとはもうみんな同じ選手。顔と体型が違うだけで、戦い方も戦略もみんな同じ。あいつら試合では勝ってますけど、ダウンを取ったら倒しに行かないで距離を取って、ポイントだけ稼いで判定勝ちして喜んでるじゃないですか」と手厳しい批判。
「俺はそんな選手には絶対なりたくない」と、16勝2KOで判定勝利が多い佐野を全否定するような発言も。
「そんな選手がK-1・Krushを引っ張っていくようになったらK-1やKrushは終わりですよ。俺みたいに…って言い方はおかしいけど、もっと盛り上げる、何が何でも倒すって選手がいないと、ただのスポーツになって終わりっす」と持論を展開。
「判定で勝つなんていうのは、俺は格闘技じゃないと思ってるんで。参ったさせなきゃ駄目っすよ」と熱く語った。
芦澤は自らを「ファンにしろアンチにしろ、俺が出てきたら絶対に喜ばれる」キャラだととらえている。「芦澤が負けるところが見たいとか、やられちまえっていうのも、ある意味、俺の試合を楽しみにしているってことじゃないですか。だから普通にそういうやつらの予想をひっくり返して、熱い試合をしてしっかり結果を残せば、そいつらみんな俺のファンになると思っています」とアンチに対しても懐深いコメントで締めくくった。
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