【K-1】初防衛した武居由樹「ライバルが欲しい」
3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催された『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』の一夜明け会見が、22日(木)都内にて行われた。
久保賢司(28=K-1ジム五反田チームキングス)を1R1分27秒でKOし、K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王座の初防衛に成功した武居由樹(21=POWER OF DREAM)が出席。昨日の試合を振り返った。
「大きな会場でのセミファイナルでKOで勝ててよかったです。倒せる時は倒しに行こうと思っているので、1Rからいい感じでいけました。もっと苦戦すると思っていました。(久保は)去年唯一倒せなくて、1年経って成長できたと思っているので、それを久保選手を相手に見せたくてKOしたかったんです」
前日会見では握手を求めるも拒否されたが、「試合後も控え室でもあいさつ出来て握手もしました。久保選手がああいう感じ(悪役に徹した挑発行為)で来てくれて対極(なキャラに自分が)なれて感謝しています」と、試合を盛り上げてくれたと久保に感謝。
今後については「強い選手とやりたいです。タイ人とかとやってみたいのはありますね。ライバルが欲しいです」と強敵を求め、2階級制覇については「ゆくゆくは。まだ今はスーパー・バンタムがベストなので無理して上げるつもりはないです」と、しばらくは現在の階級でやっていきたいとした。
メルシック・バダザリアン(26=アルメニア)に判定勝ちし、K-1 WORLD GPウェルター級王座の初防衛に成功した久保優太(30=K-1ジム五反田チームキングス)は、「自分の試合映像を見ましたがむっちゃしょっぱかったですね。昨日は勝ちに徹してしまいました。ああいう大舞台で緊張もしていましたし、挑戦者も強かったので。作戦通りにいったけれど、もうちょっと倒せる展開が作れたかなって。そういう感じでした」と、自分の試合にダメ出し。
左足を負傷しており、それは「自分で蹴った足を自爆しまして。試合中はアドレナリンが出ているのであまり分かりませんが、試合が終わった後に痛いなって思って。ムキになりすぎてローに固執しすぎてしまい、もう50何戦やっていますが反省点になります」と説明。
不調だったのは「堅かったのと減量ですね」と、初防衛戦のプレッシャーと減量苦をあげた。「前回トーナメントでいい形で優勝できて、祝勝会をいろいろな人がたくさんやってくれたので、それで太ってしまいました(笑)。それで減量がキツかった。全然体重が落ちないで、最後は水抜きに頼りました。今回はしょっぱい試合をしたから祝勝会に誘われないかもしれないので、次は強いかもしれませんよ」と、次を見てくれと話す。
また、堅くなった理由は「今回の試合10日前にセミナーの講師で呼ばれて、そんなことやってんじゃねえよってネットの書き込みが本当にひどかったんですよ。これで負けたら…とそれで堅くなってしまって」と、ネットの書き込みが原因だったと語った。
「昨日の試合で出し尽くしてしまって、今日はテンション低めなんです」と久保。「このベルトを一生懸命に獲って、獲れると思って頑張ってきたけれど、本当に獲れたのでハッピーでした。それを守るために自分の人生を懸ける、格闘技人生を懸けてやります」と、防衛を重ねていきたいと誓った。
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