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【K-1】Sライト級王者・野杁正明、ゲーオをKOした平本蓮とは「組まれればやる」

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2018/03/24(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

かつてムエタイルールで敗れた大和にKOでリベンジし、初防衛に成功した野杁

 3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催された『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』の一夜明け会見が、22日(木)都内にて行われた。

 K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチで、挑戦者・大和哲也(30=大和ジム)を3R2分57秒、3度のダウンを奪ってのKO勝ちで初防衛に成功した野杁正明(24=K-1ジムEBISU)が出席。

「無事勝ててよかった。ホッとしています。1Rにダウンを奪った飛びヒザ蹴りは狙っていたと言えば狙っていましたが、流れの中で必然的に出たものです。僕は最近スロースターターでしたが、本来は1Rから攻めていくスタイルだったのでそれを取り戻すのが課題でした。それを取り戻すことが出来てよかったです」と、本来の自分が戻って来たと試合を振り返る。

「チャンピオンは倒して勝っていかないと認めてもらえないですからね。僕もそういう気持ちがあります。(前王者の)ゲーオと戦った試合は(判定に)納得いかないファンもいたと思うので、そういう人たちを納得させるのは防衛戦でこういう試合をするのが最低限だと思っていました」と、試合で納得させたかったという。

 今大会ではそのゲーオに平本蓮(19=K-1ジム総本部チームペガサス)がKO勝ちするという大番狂わせが起こった。同じ階級の王者として平本をどう見たかとの質問には、「あの試合はあっぱれ。試合が組まれればやります。僕からやりたいというのは特に無いですが、組まれたら誰とでもやるつもりです。特にやりたい気持ちがあるわけではないですね」と、試合が組まれればいつでもやるとした。

 また、所属するK-1ジムEBISUでは代表を務めていた小比類巻貴之が解任されるという騒動が2月に起こっており、そのことについて野杁は「いろいろあったけれど、チームでやっていくしかない。一致団結してやっていく気持ちが高まりました。前しか見ていないチームなので、みんなで勝って世界一のチームと言えるようにしていきたい」と気持ちを新たにしていた。

父のアンドレ(左)と勝利を喜ぶ新ヘビー級王者ロエル(右)

 K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチで、初代王者アントニオ・プラチバット(24=クロアチア)を判定で破り、第二代王座に就いたロエル・マナート(24=オランダ/メジロジム・アムステルダム)も会見に出席。

「いい試合だったと思う。勝ってベルトを獲ることが出来たのが一番良かった。試合はプラン通りだね。プラチバットは前へ出て来るので自分も最後は前へ出るプランだった。ハイペースでアクションも多くて見応えのある試合になったと思う。いい選手2人が揃わないといい試合にはならないので、プラチバットを称えたいと思う」とコメントする。

「1993年に初めて開催されたK-1ヘビー級トーナメントでクロアチア人のブランコ・シカティックが勝ち、翌年はオランダ人(ピーター・アーツ)が勝った。その歴史を今回も繰り返した。K-1を昔よりも盛り上げていけるようになれたらいいなと思う。そのために自分が出来ることをやれたらいいなと思うよ」

 会見には父であるアンドレ・マナート(オランダを代表する名キックボクサー)も途中から出席。ロエルは「父は勝利を喜んでくれた。自分はK-1でチャンピオンになれなかったけれど、息子がなって嬉しかったと思う」と言い、アンドレは「プランしていた通りの結果になった。その準備がいい結果として出たのだと思います。ロエルのいいところはキックボクシングが心から好きだということ。もちろんお金も好きだけれど(笑)。お金のために戦うのではなくて心からキックが好きだからやっている。今後も調子に乗らず、常に地に足をつけて活動することが大事だと思います」と話した。

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