【レベルス】交通事故で顔を70針縫った、不死身の男ダウサコンが小笠原瑛作を撃退宣言
4月27日(金)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.55』のメインイベントで、ISKA K-1ルール世界バンタム級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)を挑戦者に迎えてWPMF世界スーパーバンタム級王座の初防衛戦を行う王者ダウサコン・モータッサナイ(27=タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が20日(金)都内にて公開練習を行った。
ダウサコンは日本を主戦場とするムエタイ戦士で、2017年11月の『M-ONE』にてソン・ダーチェン(中国)を破り、王座に就いた。レベルスには同年9月に参戦し、浜本‘キャット’雄大を一蹴している。会場中に響き渡る炸裂音で場内をどよめかせる右ミドル、ヒジ打ちが得意。5年前まではムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級8位、プロムエタイ協会同級8位にランクインしていたという。
右目の横には大きな傷跡があるが、これはヒジで斬られたわけではなく、タイでバイクに乗っていて事故に遭った時の傷だという。「バイクで転んで70針縫いました。2週間入院したけれど、お金がないから退院しました」と“不死身の男”ぶりが伝わるエピソードの持ち主。
公開練習のミット打ちでは右ミドルキック、ヒジ打ち、ヒザ蹴りを繰り出し、力はセーブしているようだったがジム内に快音を響かせた。
対戦する小笠原は『KNOCK OUT』でも活躍中で、打倒・那須川天心に最も近い日本人選手と目されている。パンチ、蹴り、ヒジ・ヒザとオールマイティーな強さを持ち、現在8戦(6KO勝ち)負けなしだが、ダウサコンは「日本のスター選手でチャンピオンにもなっているし、やりたい相手でした。彼はワンツー、フック、ローキックが得意ですが、首相撲は弱い。ローも重いけれど怖さはないです」と自信満々。
では首相撲で攻めていくのかとの問いには「実際に試合になってからどう戦うか考えます。試合映像も見て研究しているので、どう戦うかはいろいろ考えていますけれどね」と、様々なパターンを用意しているようだ。
研究で分かったことはあるかと聞かれると「アゴが最近弱いなと思うので、そこを狙います」と、小笠原が打たれ弱くなっていると指摘。「タイ人ならヒジ打ちで勝てます」とヒジを使うことを予告した。
小笠原が2017年6月のKNOCK OUTでルンピニースタジアム認定スーパーフライ級王者ワンチャローン・PKセンチャイジムにTKO勝ちしていることについては、「ワンチャローンは小さかったし、前の試合での怪我があった。あの試合のことは参考にならないですね」とニヤリ。
そして「このWPMF世界タイトルは大事なものだから獲られないようにします。日本で有名になりたいので、僕のことを応援してください」と日本のファンにメッセージを送った。
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