レベルスラストマッチ、王者・良太郎、他団体王者・橋本悟と「血なまぐさい試合目指す」
REBELSがKNOCK OUTに統合されるため、最後の興行となる2・28『REBELS ~The FINAL~』ではノンタイトル戦ながらREBELS-REDライト級(61.23kg)王者の良太郎(32=池袋BLUE DOG GYM)が参戦。MuayThaiOpenとイノベーションのスーパーライト級王者・橋本悟 (34=橋本道場)と「64kg契約/REDルール/3分3R・延長1R」で対戦する。
良太郎は、前戦の昨年11月に元REBELS-RED二階級王者の北川“ハチマキ”和裕に3ノックダウンでTKO勝利し勢いに乗る。『REBELS』から『KNOCK OUT』に移行するタイミングでスーパーライト級にアップを表明。その意味でも今回の橋本戦は、重要な一戦だ。
対する橋本は激闘大魔神と呼ばれるほど、勝っても負けても激闘が常のベストファイトの橋本は19年に入り2連続KO勝利と飛ばしたが、以降は3連敗(2KO負け)。ボクシングジムに行ってパンチを磨き、昨年12月には3分3Rの試合で3R2分59秒、残り1秒の右ストレートで激闘のKO勝利を収めた。
両者の試合前インタビューが主催者より届き、階級上の橋本と戦うことについては良太郎は「本来、僕は61.2kgの階級のチャンピオンで、彼は最近は64kgとか65kgとかでの試合が多いですよね。今回は64kg契約での話が来たので、実質は僕が上げている感じです。僕は65kgでもよかったんですよ(笑)。(KNOCK OUTの)階級のリミットが変更になって、この先は65kgのスーパーライト級でいくつもりなので、そこにアジャストできるように挑戦していければと思ってます」と体重は問題ないとした。
先日の会見の時点で宮田プロデューサーからも「激闘間違いなし」という言葉もあった。
それに関しては「何だかんだ橋本選手も何度も『REBELS』に出ていて、僕も『REBELS』の最後のチャンピオンなので、意地のぶつけ合いは見せつけたいですよね。こういうキャラ同士ですから(笑)。技術レベルの高い試合もあっていいんですけど、それこそ宮田さんがプロデューサーになって、その宮田さんがいた全日本キックの時代の、あの血なまぐさい感じが僕は好きなんで。お客さんも、今だったらコンプライアンス的にダメな応援の仕方をしたりして。ああいう雰囲気が好きなので、少しでもそれに近い感じで楽しんでもらえればなと思います」と激闘を予感させた。
対する橋本は期待されている激闘について「期待されてるならそれでいいかというのもあるし、サラッと勝ちたいというのもある。サラッと勝つということはKOということで、だったら盛り上がると思うので、それならそれでいいですし。どっちにしても盛り上がって、勝つならば」と語った。
さらに「僕は以前から”倒すのも倒されるのも仕事だ”って言ってるんですよ。笑われるんですけど、僕はけっこう本気で言ってて。お客さんは、絶対に人が倒れるところを見に来てるじゃないですか。僕の応援の人は相手が倒れるところ、相手の応援の人は僕が倒れるのを期待するし。だからどっちにしろ、これが仕事でしょ、と思うんで。うまいテクニックを見せるのも素晴らしいんですけど、僕はそれができないのでできる人に任せて、倒し合いを見せるのが僕の仕事かなと思ってます」と自身の激闘論を語った。
良太郎vs橋本の対決。どうやら血なまぐさい試合となりそうだ。
・良太郎(32=池袋BLUE DOG GYM)身長178cm 体重61.5kg 戦績30戦12勝(5KO)13敗5分 /REBELS-REDライト級(61.23kg)王者
・橋本悟(34=橋本道場)身長172cm 体重63.5kg 戦績42戦21勝(11KO)18敗3分/MuayThaiOpenスーパーライト級、イノベーション同級王者
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