【レベルス】王者・老沼隆斗にリベンジ挑戦の白幡裕星「チャンスはもうここしかない」
2月28日(日)東京・後楽園ホールで開催される『REBELS ~The FINAL~』では、REBELS-REDスーパーフライ級王者・老沼隆斗(22=STRUGGLE)が3度目の防衛戦を行う。挑戦者は、昨年2月に老沼とワンマッチで戦い、延長判定負けしたMuaythaiOpenスーパーフライ級王者・白幡裕星(18=橋本道場)だ。
王者・老沼は空手をベースとし、ハイキック・後ろ回し蹴りなど華麗ながら威力ある蹴りを得意とする。2018年6月にREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座決定リーグ戦を制し戴冠した。昨年2月の白幡戦の後も、9月にKO勝利、12月にも判定勝利と連勝を伸ばしている。
対する白幡はジュニアキックやジュニアムエタイで結果を出してきた新鋭。12月1日のムエタイオープンでスーパーフライ級王者決定戦に勝利し戴冠した。昨年2月に老沼と対戦する前は、プロ無敗を誇っていた。昨年12月には、老沼の同門である四冠経験者の松﨑公則と対戦し、これを破っている。今年1月にはINNOVATIONバンタム級王座決定戦で、平松侑に惜敗し戴冠を逃している。
挑戦者の白幡は、今回の試合に「僕が初めて負けた相手でもありますし、『REBELS』のリングでやり返したいというのは、ずっと思ってました。だから今回、『REBELS』の最後の大会で対戦することができてよかったです」とリベンジに燃える。
再戦で勝つために必要なものは「もちろん倒したいとは思ってるんですけど、スパン!と倒れることはない相手かなとも思っていて、接戦で苦しい試合にはなると思います。そして、最後に必要なのは気持ちですね」と老沼と同じく、最後は気持ちが大事と語る。
白幡にとって、この一戦には期するものがある。「『REBELS』のチャンピオンになるチャンスは、もうここしかないですからね。REBELSフェザー級チャンピオンの(安本)晴翔先輩とも『一緒にベルトを巻く』という約束もしたので、ここは絶対に勝ちたいです」とファイナル大会での”最後のチャンス”でベルトを奪うと意気込んだ。
■王者・老沼「『最後の興行は神がかってたね』と言われるような興行に」
老沼は前回の白幡との試合を振り返り「1Rのバッティングで出血して左目が全然見えなくなって、慌ててしまって。それで空回りしたところをうまく攻められたなと思います」と相手のペースになってしまい苦戦したと語る。
それでも勝利したのは「『負けたらダメだ』という気持ちの面で勝ったかなと。技もそうですけど、一番は自分の気持ちだと思います」と勝因を分析する。
今回の再戦は「自分らしい試合にしたいですね。蹴りの選手と思われがちなんですけど、蹴りだけじゃなくて全部できるので。蹴りで倒す、蹴りで魅せるということも意識はしてるんですけど、蹴りだけじゃなくてほかの技も見せたいなと思ってます」と蹴りだけに頼らずパンチや組みなど全部を出したいと語る。
今回は『REBELS』のファイナルとなる大会だ。『REBELS』を主戦場として、チャンピオンになっている一人として「このイベントで初めてチャンピオンベルトを巻いたので、やっぱり淋しさはありますね」としつつも「あの『REBELS』最後の興行は神がかってたね」と言われるような興行に」したいと意気込む。
さらに「その興行の中でも一番になりたいです。『特に老沼がすごかったね』みたいな。REBELSのファイナルという大会でこのタイトルマッチが組まれたのは、何か意味があると思うので、そこにふさわしい試合をしたいです」とファイナル大会でインパクトを残すと宣言した。
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