【レベルス】海人、日菜太にKO勝利宣言「日本で一番になり、世界へ行くスタートに」

2021/02/09（火）UP
（最終更新：2021/02/09 21:34）

　2月28日（日）東京・後楽園ホールで『REBELS ～The FINAL～』が開催される。この大会で、S-cup2018世界王者・海人（24=TEAM F.O.D）が、REBELS-BLACK スーパーウェルター級王者・日菜太（34=クロスポイント吉祥寺）の持つ王座に挑む。

　海人は押しも押されぬシュートボクシングの絶対的エース。国内外の強豪と積極的に拳を合わせてきた。昨年8月のRIZINで自身の階級より5kg以上重い契約体重で元MMA王者ロクク・ダリに判定勝ち、10月のRISEでは70kg契約で緑川創に判定勝ち、11月には喜多村誠を右ハイキックでKOと、現在は70kg超級を主戦場としている。

　カード発表会見で日菜太と顔を合わせた海人は「70kgで引っ張ってきた日本人の風格はあるなあ」と感じたと言う。

　日菜太のことは、K-1 MAXに出ていた頃から見ていたという海人。「その頃から左ミドルとかはすごいものを持ってるなと思ってました。対戦することになるとかは全然考えてなかったですけど。そんな昔、僕がプロになる前からガンガンやってた選手なので、その左ミドルも勉強させてもらったというのも正直なところではあるんですけど、そういう選手を超えられる機会をもらったなとは思ってますね」と少年時代から見ていたファイターと拳を交えることに感慨深そうだ。

　そんな日菜太と、実際に対戦することに決まった時は「『対戦したい』というより、僕が目指してるのは日本ではないので、世界に行くためにやっとかないとアカン相手だなと思ってたので、いつかはやるだろうなとは思ってました」と、超えるべき壁と認識しているという海人。

　試合の展開について「今は蹴り勝つ自信ももちろんありますし、パンチなんかでは僕が圧倒的に勝っている部分もあると思います。70kgでガンガンやってきた選手と、今70kgでやっていこうと思っている選手と、しっかり追い上げていく姿を、日菜太選手に見せたいですね。70kgをしっかり任せられるというところを、日菜太選手に見せつけたいです。日菜太選手に『世界に行ってきてくれ』と言ってもらえるようにしたいんで」と世代交代を認めさせるつもりだ。

　試合結果は「判定とかじゃなく、しっかり倒して、圧倒的な差を見せたいと思います」とKO勝利で納得させる。

　最後に「日菜太選手と戦って日本で一番になって、世界に行くスタートがしたい。ここでしっかり勝って、70kgを自分の時代にして世界に行きたいなと思っています」と意気込んだ。

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