【ボクシング】比嘉大吾に無期限停止処分、復帰の条件も=JBCに聞く
4月15日(日)横浜アリーナで行われたボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチでの前日計量で、フライ級リミットの50.8kgに対し51.7kgの900gオーバーで失敗し王座剥奪となった比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツジム)に、4月25日、JBCより比嘉に対しライセンスの無期限停止処分の決定が下された。
プロボクシングの試合に出場するにはボクサーライセンスが必要で、比嘉はそのライセンスを無期限で停止された形だ。
また、ファイトマネー相当額の20%を制裁金として徴収となることも発表された。
そこで、比嘉の復帰についてJBCに聞くと2つの条件があると言う。
「次に試合をする時は現在のフライ級よりも1階級以上あげて試合をすること」
「コンディションや健康状態を比嘉陣営がJBCに報告し、そのレポート提出を受けてJBCが復帰時期を判断します」と回答。
とすれば、体調が回復し、階級を上げたら復帰できるのかとの問いには
「コンディションが良いと報告を受けても1~2カ月で復帰ということはありません。ある程度の期間を置くという意味での無期限です。JBCとしても前例がないことなので慎重に判断します。復帰はある程度相当の期間経過後になります」
レポート提出と健康状態で無期限から期限付きへと変わるのだろうが、比嘉には徐々に復帰に向け準備をしてもらいたい。
なお、比嘉が所属する白井・具志堅ジムには戒告処分が下された。
JBCによると「通常問題が起きた場合は厳重注意が与えられますが、戒告処分は厳重注意よりもさらに厳しい注意」と、ボクシング界に続く計量オーバーに歯止めをかけるべく、比嘉本人とジムには厳しい処分を下した。
●編集部オススメ
・比嘉をTKOしたロサレス「ボクサーなら誰でも減量はきつい」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!