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【ボクシング】比嘉大吾に無期限停止処分、復帰の条件も=JBCに聞く

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2018/04/25(水)UP

比嘉大吾(左)に無期限停止処分が下され、具志堅ジムは戒告処分となった

 4月15日(日)横浜アリーナで行われたボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチでの前日計量で、フライ級リミットの50.8kgに対し51.7kg900gオーバーで失敗し王座剥奪となった比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツジム)に、4月25日、JBCより比嘉に対しライセンスの無期限停止処分の決定が下された。

 プロボクシングの試合に出場するにはボクサーライセンスが必要で、比嘉はそのライセンスを無期限で停止された形だ。

 また、ファイトマネー相当額の20%を制裁金として徴収となることも発表された。

前日計量で900gオーバーし、王座剥奪。当日計量では試合をするための条件として定められた体重をクリアし、試合に挑んだ。

 そこで、比嘉の復帰についてJBCに聞くと2つの条件があると言う。
「次に試合をする時は現在のフライ級よりも1階級以上あげて試合をすること」
「コンディションや健康状態を比嘉陣営がJBCに報告し、そのレポート提出を受けてJBCが復帰時期を判断します」と回答。
 とすれば、体調が回復し、階級を上げたら復帰できるのかとの問いには
「コンディションが良いと報告を受けても12カ月で復帰ということはありません。ある程度の期間を置くという意味での無期限です。JBCとしても前例がないことなので慎重に判断します。復帰はある程度相当の期間経過後になります」

計量失敗となっても試合に挑んだ比嘉だったが、いつものパワフルさはなく、ロサレスに攻め込まれ9回TKO負けとなった。

 レポート提出と健康状態で無期限から期限付きへと変わるのだろうが、比嘉には徐々に復帰に向け準備をしてもらいたい。

 なお、比嘉が所属する白井・具志堅ジムには戒告処分が下された。
 JBCによると「通常問題が起きた場合は厳重注意が与えられますが、戒告処分は厳重注意よりもさらに厳しい注意」と、ボクシング界に続く計量オーバーに歯止めをかけるべく、比嘉本人とジムには厳しい処分を下した。

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