【パンクラス】上田将勝、引退後の楽しみは「ポテトチップスのコンソメ味が食べたい」
5月20日(日)東京・新木場スタジオコーストで開催された『PANCRASE 296』の一夜明け会見が、21日(月)都内にて行われた。
第5代修斗フェザー級王者・上田将勝(40=パラエストラ東京)は、前日のメインイベントでハファエル・シウバ(33=ブラジル)とパンクラス・バンタム級暫定王座を懸けて対戦。試合は消耗戦となり、互いの気持ちがぶつかり合う激闘となったが、上田は判定で敗れ王座戴冠を果たせなかった。
そして、上田はこの試合で引退する事を以前から表明しており、試合終了後、マイクで会場のファンに改めて引退を発表した。
傘を松葉杖代わりにして会見場まで来たという上田は、怪我の具合を聞かれると「鼻と左足が痛いので、これから病院に行きます。鼻は折れていそうな気がします。パンチが重かったです。(耳が聞こえづらいとの事だが?)昨日から耳がおかしいです。試合中、パンチをもらって耳から血が出ていたので、それもあると思います」と答え、前日の激闘を物語る。
試合を振り返って「ベルトを獲れなかった悔しさはあります。みんなに喜んでもらえなくて。でも、最後まであきらめずに勝負しました。実力を出し切ったので今はスッキリしています」と話す上田。
試合後は仲間達から労いの言葉を掛けられたと言い、「応援に来てくれた人は『お疲れ様』って泣いてくれる人もいました。練習仲間からは『ありがとう』と言ってもらえて嬉しかったです」と、大勢の仲間達に見守られる中での引退となった。
ストイックな現役生活が終わるが、何かやりたい事はあるか、と聞かれると「特にありませんが、好きな物が食べられるから良いかな、と思います。お菓子を食べたいです。ポテトチップスのコンソメ味が好きで、ミルクティーと一緒に食べるのが美味いんです。試合が終わったらいつも密かに食べていたんです」とささやかな楽しみを明かした。
最後に、これからの人生については「全然考えてなかったです。どうしようかなって今、悩んでいます。だけど一緒に練習してきた仲間たちのサポートとかは、これからも続けていきます。週一回、『BLOOM』という道場で指導しているので、そこで続けていきたいと思っています」と、第二の人生も格闘技と関わり、仲間のサポートをしていくと語った。
●編集部オススメ
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