【パンクラス】激闘制した藤野恵実、世界レベル倒して「自信が付いた」
5月20日(日)東京・新木場スタジオコーストで開催された『PANCRASE 296』の一夜明け会見が、21日(月)都内にて行われた。
セミファイナルで、シャロン・ジェイコブセン(34=アメリカ/TRIPLE THREAT GYM)を激闘の末に判定3-0で下し、約5年ぶりのパンクラス復帰を勝利で飾った藤野恵実(37=FIGHT FARM)が会見に出席。
顔が腫れているという事でサングラスを掛けた藤野は、怪我の状況を聞かれると「顔がもう腫れまくってます。目が特に腫れてます」と、サングラスを外し腫れた顔を見せる。
昨日の激闘を物語る顔の腫れだが、藤野自身は厳しい試合になると予想していたという。「自分と似たタイプだと思っていたので競る試合になる、簡単には勝てないと思っていた。だけど、競った試合でも勝つ事を目標にしていたので、そこで競り勝てた事は自分にとって凄く大きな成長に繋がりました。技術とかの課題はあるのですが、気持ちを切らさないで競り勝つ、という目標はクリア出来ました」と、戦前に立てた”競り勝つ”という目標はクリア出来たという。
世界最大の女子MMA団体『INVICTA FC』の選手で、元全米フリースタイルレスリング王者でもあるジェイコブセンについては「タックルがそんなに来なくて良かったです。ケージ際のレスリングも危ないとは思わなかったですし、レスリングが怖いなという事はなかったです。それよりグラウンドの方がバランスが良いと思いました」と評したが、「蹴り上げが効きました。あとは目に結構打撃をもらったので視界が悪くなりました。それが原因で距離がわからなくなって入りづらくはなりましたね」と、苦戦した要因を話した。
これからの目標を聞かれると「ずっとアジアで試合が続いていたので世界で自分がどのくらいの位置にいるのかを知りたかった。シャロン選手は『INVICTA FC』で、そんなに弱い選手じゃないので、そこでも戦っていけるんだ、という自信が付きました。格闘技を続ける限りは強い選手と試合したいと思っています」と、世界レベルの選手と試合していきたいとコメント。
最後に、ベルトが欲しいか聞かれ「欲しいですけどなかなか縁が無くて」と答えた藤野だったが、ここで側に居たパンクラス坂本靖運営本部長が「8月のパンクラスで藤野選手にタイトルマッチのオファーをしようと考えています」と衝撃発言。突然の発表に藤野は「早っ、本当ですか?いきなりでびっくりしています。今は身体がボロボロなので体調をみて頑張りたいです」と、まずは今回の試合で負ったダメージを抜いてから考えたいと語った。
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