【RIZIN】ミルコ・クロコップ欠場、年末引退試合は1年延期
7月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.11』の記者会見が、5月29日(火)都内にて行われた。
榊原信行RIZIN実行委員長より、今大会に出場が決定していたミルコ・クロコップ(43=クロアチア)の欠場が発表された。ミルコは5月25日(金・現地時間)イギリス・ロンドンにて開催されたMMA(総合格闘技)イベント『Bellator 200』で、元UFCヘビー級ファイターのロイ・ネルソン(41=アメリカ)と約6年半ぶりとなる再戦を行う予定だったが、18日のスパーリング中に左足前十字靭帯を断裂して欠場。そのため今大会の出場も見送りとなった。
当初、今大会では2015年RIZINヘビー級トーナメント準優勝で、藤田和之をKOしているイリー・プロハースカ(25=チェコ)との対戦を予定していたが、ミルコの欠場を受けてプロハースカはブルーノ・カッペローザ(29=ブラジル)と対戦する。
会見では「復帰に関しては、大みそか出場を目指して8月からトレーニングに入ると聞いているので、最速で大みそかという状況です」と説明した榊原実行委員長だが、会見後の囲み取材では「客観的に見ると大みそかは間に合わないと思っています」との本音が。
「2~3日前に手術をしたと聞きました。6月から治療を始めるとのことで、本人は8月からトレーニングを始めて大みそかに復帰と言っていますが、それは最速での話。右足を怪我したことはあっても左は初めてとのことで本人はショックを受けていますが、気持ちは全く切れていません。“これで引退が延びた”と本人が言っています」
当初のプランでは7月のRIZINで1試合を行い、大みそかのRIZINで現役引退試合を行う予定だった。しかし、今回の怪我でその予定が狂ったため、大みそかでの引退はなくなったという。
「おそらく1年スライドすることになると思います。RIZINでの若手との戦いもありますし、Bellatorでのロイ・ネルソン戦もあるので。43歳での大きな怪我なのでどこまで回復できるか。年には勝てない部分はありますから、復帰戦の時期は慎重に選びたい」と、引退ロードのプランは1年間ずれる形になると話した。
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