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【レベルス】久保政哉、ゲームで鍛えた反射神経&動体視力で番狂わせ狙う

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2018/06/01(金)UP

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梅野(右)の蹴り足をキャッチして、ドヤ顔を見せる久保(左)

 6月6日(水)東京・後楽園ホールにて開催のキックボクシング&ムエタイイベント『REBELS.56』に出場する、久保政哉(24=PHOENIX)が5月31日(木)都内・所属ジムで公開練習を行った。

 久保は第4試合で元WPMF日本スーパーライト級王者・潘隆成(24=ぱん・りゅんそん/クロスポイント吉祥寺)と対戦する。

 欧州最大のキックボクシング団体『GLORY』に参戦し、2017年に中国で行われたトーナメントでは準優勝の成績を残している久保。「1年ぶりに日本で試合をするので楽しみ半分、海外より緊張するので不安も半分です。相手が潘選手でやる気も出ているので、いい試合をしたいと思います」とコメント。

首相撲で梅野を崩し、やはりドヤ顔の久保

 梅野とも練習をともにして「やられすぎてしばらく一緒にトレーニングしたくないです」と言うが、公開練習での梅野とのマススパーリングでは梅野の首相撲を防ぎ、梅野の蹴り足をキャッチするとドヤ顔を見せた。「ここしかない、やり返しておこうと思いました」と笑う。

 梅野は格上の潘に挑む久保について「練習通り出来れば差をつけて勝てると思いますよ。練習通りに出来れば、ですけれど(笑)。無駄に打ち合ったりしなければ。久保のスタイルと潘君のスタイルは違うので、上手く戦えれば勝てます」と評する。

 久保もこの意見に納得のようで「試合ではナーバスになって、いつも通りに上手く動けなくなるんですよね」とのことだが、「この1年、中国で試合をしてきて変わったと思います。勝とうと思うと前のめりになるので、試合を楽しめば結果はおのずとついてくると思います。やろうとしているスタイルは僕の中では今も昔も変わらない。中国でいい動きが出来ているので、その動きを出せれば」と、自信をのぞかせた。

 また、久保はゲームが大好きで中学時代は学校に行かず家に引きこもってひたすらゲームをやっていた、との逸話を持つ。

「ゲームはずっと変わらずやっています。トレーニングにもなっているんですよ。反射神経と動体視力が鍛えられるんです。今は『レインボー6』というマイナーなゲームをやっています。最近はあまりやりませんが、1日2時間は絶対にやる」と久保。梅野は「2時間やれば十分だろ」と笑い、「まあ、いいんじゃないですか」と呆れ顔だった。

 久保は海外での試合経験とゲームで鍛えた反射神経&動体視力で、格上の潘を破る番狂わせを起こすことが出来るか。

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