【レベルス】スランプ脱出目指す潘隆成「思い切りやる」
6月6日(水)東京・後楽園ホールにて開催されるムエタイ・キックボクシングイベント『REBELS.56』の第4試合で、久保政哉(24=PHOENIX)と対戦する元WPMF日本スーパーライト級王者・潘隆成(24=ぱん・りゅんそん/クロスポイント吉祥寺)が、5月30日(水)都内にて公開練習を行った。
対戦相手の久保は欧州最大のキックボクシング団体『GLORY』に参戦し、2017年に中国で行われたトーナメントでは準優勝の成績を残している。戦績は12勝(3KO)5敗4分。潘はサウスポーの久保対策として、同門でK-1ファイターの日菜太とのスパーリングを披露した。
公開スパーを終えた潘は「日菜太さんは間違いなくトップなので、自信になります」と言い、「ウチのジムはサウスポーが多く、(小笠原)瑛作もいるのでいい相手と練習できているから準備はOKです。僕はむしろサウスポーの方が得意かもしれないです」と、サウスポー対策は万全。
一時は5連勝と勢いに乗っていたが、最近5戦では1勝3敗1分と不調気味。それについて潘は「ここ最近結果がよくないんですが、試合中に迷ったり、こうしようと決めすぎていたりしたところがありました。ある程度相手のことを頭に入れて、何も考えずじゃないけれど思い切りやってみようと思っています」と、考え方を変えたようだ。
「パンチを強化していて最近はちょっとずつよくなっています」と言い、「前回の試合(5月6日)から期間が短いので、コンディションを崩さないように意識してやってきました」と話す。そして「KOを意識しすぎると堅くなってしまうので、とにかく今は結果を出したい」と、まずは白星を飾りたいと話した。
この日は同門の元J-NETWORKスーパーバンタム級王者・炎出丸(ひでまる/35)も公開練習を行った。
第5試合で森下翔平(M-BLOW KICKBOXING GYM)と対戦する炎出丸は、今回の試合時間が3分5Rであることを喜ぶ。「3Rの時は多分、焦っていますね。5Rは能力的に凄く組み立てやすい。自分が短距離ランナーではないことは分かっているので」
森下とは昨年9月に3Rで対戦し、引き分けに終わっていることから「完全決着は間違いないと思います」と、今回はフィニッシュして終わらせたいとする。
また、2月に対戦して判定負けを喫したKING強介が、4月大会でKOUMAを破りREBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級王者になったことについて「強介君は大阪から出てきてとにかく成り上がってやろうというのがあった。KOUMA戦でも勝ちたい気持ちが凄く出ていたし、彼を見ていて自分も沖縄から出てきた時の気持ちが蘇った。もう1回アイツとやって勝ちたいって気持ちが強いですね。それだけアツい選手、気持ちのある選手だったので、僕に火を点けてくれました」と、刺激を与えてくれたKING強介ともう一度拳を交えたいと話した。
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