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【K-1】武尊が因縁の小澤海斗にエール「僕に喧嘩売ってきて、こんなところで負けんじゃねえよ」

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2018/06/14(木)UP

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トーナメント出場選手たちの写真を前に、優勝予想をする武尊

 6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~』。

 同大会では初代王者・武尊(26=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が返上した、K-1 WORLD GPフェザー級王座を争う第2代王座決定トーナメントが開催される。

 K-1 JAPAN GROUPの公式フリーマガジン「K-STYLES」最新号で、このトーナメントの予想を聞かれた武尊は「僕が優勝した初代王座決定トーナメントの時と比べると、かなり顔ぶれが変わったかなと思います。日本人はみんな僕より年齢も若くて、新しい世代の選手が多い印象ですね」と、数年で(武尊が優勝したのは2016年)顔ぶれがだいぶ変わったとの感想。

「1回戦で注目しているのは後輩の(西京)春馬と朝久裕貴選手の試合です。春馬のテクニック・スピードはトーナメントでもナンバーワンで、逆に朝久選手は勢い・手数・根性・スタミナで勝つタイプだと思うんですよね。お互い真逆のファイトスタイルを極めている選手同士なので、正直、試合が噛み合わない場合もあると思います。でも噛み合ったらムチャクチャ面白い試合になるでしょうね。

かつて記者会見で乱闘騒ぎを起こした武尊(左)と小澤(右)

 外国人選手に関していえばジョージ・バレラとシルビュー・ヴィテズが初来日で、バレラはアグレッシブでパンチの回転が早いタイプですよね。逆にヴィテズはムエタイベースで一発一発を強く打つ、そして荒々しいファイトスタイルだと思います。特にヴィテズはプロ無敗で気持ちも強そうなので、日本でどんな試合をするか注目しています。

 あとはエリアス・マムーディも前回のトーナメントから経験も積んで成長していると思います。最近の試合を見ると身体も出来上がってきたし、持ち味の勢いを上手く使って戦っていけば十分勝ち上がる可能性があるでしょうね」と、注目選手をあげていく。

 6月2日に行われたイベント『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~6.17さいたま大会・大決起集会!』のトークショーで、意外にも「優勝候補は小澤君かな」とかつて乱闘騒ぎまで起こし、2度対戦した因縁の相手・小澤海斗(25=K-1 GYM EBISU FREE HAWK)の名をあげたことが話題となったが、ここでも武尊は「優勝予想は小澤海斗かな」とした。

「後輩の春馬に優勝してほしいという気持ちが一番ですが、春馬がいるブロックは朝久選手だったり、ヴィテズだったり、タフな選手が多いので削り合いのブロックなんですよ。そういう意味では逆ブロックの選手の方が優勝する可能性が高いと思うんですよね。で、僕はワンデートーナメントは“強さ”だけではなく“持っている”選手が優勝すると思っているんですね。そういう意味で優勝予想は小澤海斗かな。

2016年の初代王座決定トーナメント決勝戦で対戦した両者

 去年は少しスランプ気味でしたが、僕は彼と2度対戦しているし、初代王座決定トーナメントの時も僕は(小澤は)決勝まで上がって来ないと思っていたんですけれど、結果的には決勝まで来たじゃないですか。そういういろいろな経験を積んで、K-1のベルトへの想いも強いと思うし、ここでベルトを獲れなかったらあとがないという危機感もあると思います。僕に喧嘩を売ってきた人間として、こんなところで負けてんじゃねえよっていう感情もあるので」と、宿敵である小澤に武尊らしいエールを送った。

 そして、「いずれにしても僕が初代王者として巻いたベルトなので、誰が第2代王者になるのか。誰が第2代王者に相応しい試合をするのか注目して見ています」と語った。

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