【クインテット】桜庭和志チームに所英男を失神させたユン・ドンシク加入
7月16日(月・祝)東京・大田区総合体育館で開催される桜庭和志(48=フリー)プロデュースのグラップリング(組み技)イベント『QUINTET.2』に出場が決まっていた、桜庭率いるチームのメンバーが発表された。
選手兼プロデューサーの桜庭は、QUINTET旗揚げ戦に同じチームで出場した中村大介(38=夕月堂本舗)、所英男(40=リバーサルジム武蔵小杉所プラス)に加え、新たにユン・ドンシク(45=韓国)とハイサム・リダ(24=ガーナ)を召集。チーム名は「TEAM SAKURABA(仮)」となった。
柔道の世界選手権で銅メダルを獲得する程の強豪柔道家だったユンは、2005年にPRIDEでMMA(総合格闘技)デビュー。対戦相手は今回のチームメイト桜庭だった。PRIDEではクイントン・ランペイジ・ジャクソン、ムリーロ・ブスタマンチら強豪を相手に勝利は掴めなかったが、HERO’S、DREAMではメルヴィン・マヌーフ、ゼルグ“弁慶”ガレシック、ファビオ・シウバらに腕十字固めで一本勝ちし、その実力の高さを証明した。
その後、韓国のROAD FCで活躍し、4月のQUINTET旗揚げ戦に柔道チームとして出場。桜庭と同じチームだった所をエゼキエルチョークで失神させ、寝技の強さが健在だという事を見せ付けた。また桜庭とはデビュー戦で戦って以来一緒に練習するなど親交が続いており、今回のオファーが桜庭から電話で来た時は即決でOKしたという。
そして、もう一人の新メンバー・リダは6月のQUINTET第2回大会で大旋風を巻き起こし見事優勝した「CARPE DEIM」に所属する柔術家。身長196cm、体重95kgの大型選手で今回、桜庭チームの勝利の鍵を握る存在になりそうだ。
リダは「桜庭選手のファンでしたし、一緒に戦えるなんて考えられなかったので、このチャンスをモノにしたいと思った。QUINTETはセットアップ(ルール)が凄く面白い大会でいつか出たいと思っていた。すぐに出られると思ってなかったのでビックリしていますが嬉しいです」と出場を喜んでいる。
この発表でトーナメント出場の全4チームが決定。一回戦の組み合わせは後日発表される。
「TEAM SAKURABA(仮)」
桜庭和志(48=フリー/1997年UFC-Jヘビー級トーナメント優勝)
所英男(40=リバーサルジム武蔵小杉所プラス/2011年DREAMバンタム級日本トーナメント優勝)
中村大介(38=夕月堂本舗/第7代DEEPライト級王座)
ユン・ドンシク(45=韓国/2001年世界柔道選手権ミュンヘン大会90kg級第3位、1994年アジア大会柔道78kg級金メダル)
ハイサム・リダ(24=ガーナ/2017年JBJJF全日本ブラジリアン柔術選手権アダルト茶帯ウルトラヘビー級優勝)
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