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【ベラトール】元UFCランカーのマクドナルド、試練の移籍2戦目へ計量クリアー

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2018/07/13(金)UP

元UFCランカーのマクドナルド(右)がBellator MMA移籍2戦目で前王者ダンタス(左)に挑む

 7月13日(金・現地時間)アメリカ・オクラホマ州タッカービルのウィンスター・ワールド・カジノ&リゾートで開催される総合格闘技イベント『Bellator 202』の前日計量が、12日(木・同)に行われた。

 今大会で注目されるカードの一つがセミファイナルのバンタム級ワンマッチ。元UFCバンタム級ランカーのマイケル・マクドナルド(27=アメリカ)が、元Bellator MMAバンタム級王者エドゥアルド・ダンタス(29=ブラジル)を相手に移籍2戦目を迎える。

計量後のフェイスオフでは、表情を変えないダンタスに対し、マクドナルド(右)は微笑みを浮べた

 計量はバンタム級規定125〜135ポンド(約56.70〜61.24キロ)に対し、マクドナルドが135.6ポンド(約61.51キロ)、ダンタスが135.5ポンド(約61.46キロ)。タイトルマッチ以外の試合は1ポンド超過までが認められているため、両者とも一発クリアーとなった。

 計量後にそろって写真撮影に臨んだ際には、ダンタスが表情を変えずに差し出した手をマクドナルドが微笑みながらしっかりと握り返し、両者は互いの肩を叩きながら健闘を誓い合った。

2016年1月の『UFC 195』で、マクドナルド(奥)は金原正徳(手前)にリアネイキドチョークで一本勝ちした Photo by Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images

 マクドナルドは2007年11月に総合格闘家としてプロデビューし、2011年3月から『UFC』に参戦。2013年2月にUFCバンタム級暫定王座決定戦を経験し(ヘナン・バラオンに一本負け)、2016年1月には元SRC(戦極)フェザー級王者・金原正徳に一本勝ちするなど、バンタム級のトップファイターとして活躍した。

 UFCでは6勝3敗の戦績を残していたが、2016年7月のジョン・リネカー戦(マクドナルドがKO負け)を最後に自ら離脱。その後、『Bellator MMA』への参戦を表明し、昨年1月の『Bellator 191』で迎えたデビュー戦を判定勝ちで飾った。今回は元王者を相手に試金石の一戦となる。

2010年5月の『修斗 The Way of SHOOTO 03』で、ダンタス(下)は扇久保博正(上)にリアネイキドチョークで一本勝ちした

 対戦相手のダンタスは2007年3月に総合格闘家としてプロデビューし、2010年5月には日本の『修斗』で後の修斗世界フライ級&バンタム級王者・扇久保博正に一本勝ちしたこともある。

 Bellator MMAには2011年9月から参戦し、バンタム級王座を2012年4月と2016年6月に2回獲得。昨年10月の『Bellator 184』でダリオン・コールドウェルに判定負けし、2度目の王座陥落を味わうこととなった。今回が再起戦となる。

 移籍2戦目のマクドナルドが前王者を相手にその実力を見せつけるか。再起戦のダンタスが元UFCトップファイターの進撃を阻止するか。今後のバンタム級タイトル戦線を占う一戦となる。

Photo by Bellator MMA

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