【Krush】日本vs中国7対7マッチの大将・卜部弘嵩が全勝宣言も、左右田泰臣は「裏切り者が出るかも」
7月22日(日)東京・後楽園ホールにて開催の『Krush.90』で「日本vs中国・7対7全面対抗戦」が行われる。13日(金)都内にて日本チームの7選手が公開練習を行った。
それぞれがミット打ちを披露する中、グローブも着けず1人でリングインしたのはマスクを被った元RISEスーパーライト級王者・左右田泰臣(29=K-1ジム・シルバーウルフ)。
左右田は柔軟体操をすると、続けて残り時間いっぱいまでブリッジ。1分で「終わりです」と公開練習を終えた。
その理由を聞かれた左右田は、「カード発表の記者会見で敗者髪切りマッチを提案させていただき、代表者に自ら立候補しました、団体戦と言っても、もしかしらたこの中から裏切り者が出てくるかもしれない。僕が勝ってもほかが負けたら髪を切らないといけなくなる。四面楚歌のような状況なので、同じ日本チームの皆さんにも手の内を見せないようにこの形になりました」と説明した。
髪切りマッチとは5月18日に行われた記者会見で、負けた方のチームの代表者1名がその場で髪を切るという提案を左右田がしたものだ。会見に出席していた中国チームの代表である武林風ファウンダーのウー・リーシン氏も「分かりました。中国に帰ったら7名の代表選手にその事を伝えておきます」と答えている。
つまり、左右田は代表者に名乗りをあげた自分に髪を切らせたいがために、わざと負ける選手が日本チームにいるのではないかと疑心暗鬼になっているようだ。
日本チームの先鋒を務める2014年K-1チャレンジ準優勝・山本直樹(27=優弥道場)は、「自分の1試合を勝てばいいかなと思っていたんですが、みんなでチームだと言ってくれる人もいるので、いい試合をして結果を出して1勝をとって次につなげたいと思います」と、先鋒として先勝を上げ、日本チームに勢いをつけたいという。
大将の元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・卜部弘嵩(29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は、「僕の前の全員が勝つと思います。だから僕はわがままに、自分のスタイルを貫いて自分のために勝とうと思います」と、日本チームの全勝を宣言。
それでも左右田は「当日まで何が起こるか分からない。ほかの6選手を信じたいんですが、僕はとにかく髪を守りたいのでしっかりと勝って中国人選手に髪を切ってもらいたいと思います」と、負けたら髪を切らないといけないのが不安だとばかりに、最後まで疑心暗鬼のままだった。
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