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【Krush】日本vs中国対抗戦の大将・卜部弘嵩「自分のやりたいことをする」

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2018/07/14(土)UP

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伸びのある右ストレートをミットに放つ卜部

 7月22日(日)東京・後楽園ホールにて開催の『Krush.90』で「日本vs中国・7対7全面対抗戦」が行われる。13日(金)都内にて日本チームの7選手が公開練習を行った。

 大将戦で、中国の老舗格闘技団体「武林風」期待のホープであるシュエ・シェンジェン(20=中国)と対戦する元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・卜部弘嵩(29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は、「調子は良くも悪くもなく普通です」。今回はこれまでのスーパー・フェザー級(-60.0kg)よりも軽い-58.5kg契約で行うが、これはフェザー級(-57.5kg)転向を見据えてのもの。

「普段から食事や疲れなどいろいろアスリートとして気を付けないといけないところがあるので、それらに気を付けているので動きもいいです。1.5kg軽いのでいつもより動きは軽いかな」と、減量も問題なさそう。

(左から)山本、鈴木、レオナ、高木、左右田、佐々木、卜部

「階級を落とすので、落とした意味を見せたい。必ずその次を見据えて倒して、いい勝ち方をしたいと思います」と、フェザー級での活躍が期待できる勝ち方をしたいと話す。

 また、「最近は相手の研究をしていましたが、自分が一番いい時は相手の映像を見ていなかったんですよね。自分の感覚を大事にしていたので。(試合の)最初の1分くらいで相手が嫌なところを探って、自分のやりたいことをするのが僕の本来のスタイル。相手を研究すると僕の感覚が鈍るので、自分の感覚を一番に練習してきました」と、以前のスタイルに戻したという。

対戦相手に対抗してか、飛びヒザ蹴りを放つ佐々木

 副将戦でフライングニー(飛びヒザ蹴り)の異名を持つワン・ジーウェイ(22=中国)と対戦する元Krushライト級王者・佐々木大蔵(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は、「いい感じです。このまま試合当日を迎えられたらいいな、と」と調整は順調の様子。

 佐々木は卜部とは逆に、これまでのライト級(-63.0kg、現在は-62.5kg)よりも重い64.0kg契約での試合に臨む。これはスーパー・ライト級(-65.0kg)転向を見据えてのもの。

「1kgはだいぶデカいですね。でも63kgでキツキツだったので、精神的にも余裕があります。子供と接触する機会が増えて癒しになっています」と、階級変更にも自信を見せる。

 対戦相手については「試合映像を見ましたがゴツゴツした感じで、身体が頑丈でずんぐりむっくり。ガッツがあるなって感じです」と印象を語り、「今までは対策を練って相手を研究していましたが、それは片隅に置いといて自分のキックボクシングを楽しみながら1カ月ちょい、試合が決まってから毎日やって来ました」と、今回はリラックスして臨むという。

 そして今回は中国との対抗戦だが「それぞれ勝ちにこだわると思いますが、7人の中で誰が一番面白かったか、誰が一番盛り上げられたか、投票してもらいたいです」と、中国との勝負以外にも日本チームの中でも試合内容で勝負したいと提案した。

次ページ:各選手のコメント

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