【パンクラス】女子王座狙う南米美女アロージョ「絶対に見逃さないで」
8月5日(日)東京・新木場スタジオコーストで開催される『PANCRASE 298』の全対戦カード&試合順が発表された。
今大会のメインイベントはストロー級女子第2代王者決定戦、同級1位ヴィヴィアニ・アロージョ(31=ブラジル/以前の表記はヴィヴィアニ・ゴメス)vs同級3位・藤野恵実(37=FIGHT FARM)に決定。
女子MMA(総合格闘技)の大ベテラン藤野は、2004年3月にプロデビューし、いきなり8連勝。その後は国内外のMMA団体のみならずシュートボクシング、キックボクシング、柔術(アマチュア)にも挑戦するなど幅広く活躍。決して下がらないパワーファイターで、今年5月に約5年ぶりのパンクラス参戦を果たすとシャロン・ジェイコブセンを破り、今回のタイトルマッチ出場が決まった。
対するアロージョはストロー級としては高身長の166cmで、長い手足を生かした関節技と伸びるパンチが武器。戦績は6戦5勝1敗で、勝利のうち4つが一本勝ち、1つはTKO勝ちで判定決着はひとつも無い。昨年10月、パンクラスに初参戦すると、タイトル挑戦間近だった三浦と対戦。ブラジリアン柔術仕込みの得意の寝技に持ち込むかと思いきや、ロングリーチから放つ的確なパンチで三浦の顔面を大きく腫らし、1R終了時にレフェリーストップでTKO勝ち。圧勝を遂げた。
アロージョは「皆さん こんにちは、ヴィヴィアニ・アロージョです。前回、日本のファンが私を歓迎してくれた事をとっても嬉しく思ってます。そして今回、歴史あるパンクラスでストロー級タイトルマッチに挑戦します。相手は日本のローカルファイター、エミ・フジノです。絶対に見逃さないで、8月5日です。試合はUFCファイトパス(UFCの登録制デジタル映像配信サービス、パンクラスも生中継)にて世界中で見れます。私を応援して下さい。押忍」とコメントを寄せている。
セミファイナルはパンクラス・フェザー級5位・田中半蔵(36=FUNS)がマイク・グランディ(31=イギリス)と対戦。昨年1月、修斗初参戦にして修斗世界フェザー級王者・斎藤裕を破ったグランディをKO率6割の強打者・田中が迎え撃つ。
第10試合ではパンクラス・ライト級2位アキラ(フリー)が初来日のアルセン・バティロフ(ロシア)と対戦。バティロフは打撃コーチの元K-1世界王者セーム・シュルトが「日本で戦うならパンクラスへ」と推薦した選手で、打撃戦が予想される一戦に。
そして、元ZST王者でパンクラス・ストロー級3位の八田亮(ストライプル オハナ)はマーカス・アマラウ(ブラジル)と対戦。両者とも柔術をバックボーンに持ち、柔術テクニックを駆使した戦いとなりそうだ。
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