【RIZIN】堀口恭司、亡き師匠に捧げるのは「圧勝」

2018/07/27（金）UP
（最終更新：2018/07/27 21:13）

　7月29日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.11』に出場する全選手の個別インタビューが、27日（金）都内にて行われた。

　扇久保博正（31＝パラエストラ松戸）との再戦に臨むRIZINバンタム級トーナメント優勝者・堀口恭司（27＝アメリカン・トップチーム）は、「体調はばっちりです。いつも通りですね。まだ試合じゃない感覚です。まだ試合をする実感はないですけれど身体の準備は出来ています。昨日はやることがなくてゲームをやっていました」とリラックスモード。

　しかし、「しっかり勝つのは絶対。自分はいろいろなものを背負っているのでしっかり勝たないといけない」との決意を口にした。そのひとつには、15日に空手の師匠である二瓶弘宇氏が他界したこともある。

「負けたら（道場に）来ちゃダメだ、とかいつも言われていました。生中継で試合を見ていてくれていましたし、電話もくれましたし、親みたいなノリで接してくれました。二瓶さんがこれをしたら怒るだろうなってことはもうクセになっていて出来ないですね。私生活のことでも、空手の技でも」と、師匠の教えは身に染みているという。

　お見舞いに行った時は「自分が訪ねた時は動いてくれたのでまだ大丈夫だと思っていたので、頑張ってください、自分も試合を頑張りますと伝えました」と言い、今は亡き師匠に捧げたいのは「圧勝ですね。しっかり圧勝して最後といっては何ですが、圧勝したことを伝えたいですね」とした。

　今回は再戦となるが「パターンは読めています。全部が初じゃないですから。こういうパターンで来るというのが分かるのでやりやすいです。リベンジマッチには強いですね。相手が何をして来るのかは大体読めています。1回やっているし、相手のファイトスタイルもそんなに変わっていないので、自分の中ではこうして倒す、極めるというのは出来ています」と、勝利の方程式は完成しているようだ。

「前回とあまり変わらないと思うけれど、自分の対策は練っていると思うので、そこはどういう動きをするか分からないので探ってみて、最後は決めたいと思います」とフィニッシュすることを予告した。

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