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【RIZIN】クルックシャンク「中指事件」の真相語る

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2018/07/27(金)UP

「試合をするのが待ち遠しいよ」と好戦的なクルックシャンク

 7月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.11』に出場する全選手の個別インタビューが、27日(金)都内にて行われた。

 初参戦のトム・サントス(33=ブラジル)と対戦するダロン・クルックシャンク(33=アメリカ)がインタビューに答えた。クルックシャンクは元UFCファイターで、RIZINでは北岡悟と矢地祐介に連敗を喫したが、約1年ぶりの参戦となった5月大会で修斗世界王者・松本光史にハイキックで一撃KO勝ちを飾り復活。

「コンディションは最高だ。私は試合が好きなので試合をするのが待ち遠しいよ」と、好戦的なクルックシャンク。今回は日本人選手が相手ではないが「特に変化は無い。違いは無いよ。ひとつの試合というだけだし、より多くのお金を稼ぎたいだけ」と相手は誰でもいいという。

 今回対戦するサントスはパンクラスで連続KO勝ち中の選手だが、印象を聞かれると「ブラジル人だね。印象はそれくらいです」と笑う。「まあ、ムエタイの選手だよね。プレッシャーをかけて試合を進めていくタイプ。柔術で紫帯を持っているのも知っているが、それはすぐもらえてしまうものなので気にしていない。身長は自分よりも高いけれど、今までも高い相手と戦っていたので全く気にはならない」と、怖さは全く感じていないようだ。

「私の試合は常にエキサイティングになるから、伝家の宝刀(ハイキック)が出るのでファンは楽しみにしておいてくれ。私はいつもKOを目指して戦っているし、それがキックでフィニッシュ出来るのであればそれ以上嬉しいことは無いね」と、今回もハイキックでのKOを予告。

 ご機嫌でインタビューに答えていたクルックシャンクだが、前回連敗をストップしたことを聞かれると「それ、よく言われるんだが、あえてありがとうと言いたい。いちいち気づかせてくれてありがとう」とご機嫌斜めに。

 前回の松本戦の試合後、中指を立てたことで批判を浴びてネット上でも炎上したが、「あの時は試合直後だったのでアツくなっていた。個人攻撃するつもりは無かったんだ。ハイライト(試合前の煽り映像)で自分が負けた試合が流れていたから腹がたっていたんだよ」と松本に対してではなかったとし、「もし今回も流れたら、今度は誰か死ぬかもしれないね」と触れて欲しくない過去だとした。

 そんな事件もあったが、クルックシャンクは「日本での試合は楽しんで戦っている。日本人のファンは協力的だし、いいファンでなにひとつ否定的な感情はない。日本で戦うには移動距離が長いし、母国での試合よりも早い準備が必要だ。時差ボケの調整や長距離フライトで減量の調整も大変だよ。でも、日本のファンを楽しませるにはそれらも全て受け止める」と親日家ぶりを発揮した。

 そして、北岡と矢地に関しては「マッチメイクしてもらえれば、喜んで試合を受ける。ぜひリベンジしたい。でも、彼らはトーナメントという形でないと受けないんじゃないかな。一度自分と対戦しているので、自分とはもう2度と戦いたくないんじゃないか。いずれも、どっちに勝敗が転んでもおかしくない試合だったからね」と、リベンジして溜飲を下げたいと望んだ。

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・クルックシャンクが松本を左ハイキックでKO

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