【RIZIN】堀口恭司とのリベンジ戦、扇久保博正は「ルールは自分に有利」

2018/07/27（金）UP
（最終更新：2018/07/27 14:39）

　7月29日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.11』に出場する全選手の個別インタビューが、27日（金）都内にて行われた。

　RIZINバンタム級トーナメント優勝者・堀口恭司（27＝アメリカン・トップチーム）との約5年ぶりの再戦に挑む扇久保博正（31＝パラエストラ松戸）は、髪の毛を「THE」という文字に刈り上げた頭で登場。これは「師匠の鶴屋浩のイニシャルTとH、Eはエンターテインメントという意味です。（ジムの先輩の）松根さんがやっていたので僕が受け継ぎました」と説明。

　RIZIN初参戦について「RIZINに出るのは日本の格闘家たちの代表として出るので、世間の人たちが見て、これが総合格闘技なんだって思ってくれる試合をしようと思います」と意気込み、「いきなり堀口選手とやらせてもらってありがたい。みんな僕が負けると思っているかもしれませんが、しっかり勝ちたいと思います」と、番狂わせを狙う。

　5年前の初対戦と比べて「（堀口は）スピードもパワーも全部レベルアップしているなと思います」と評し、「堀口選手とやるからパンチを喰らっちゃいけないとか、もっとスピードをつけなくちゃとか途中までは思っていたんですが、それではダメだな、と。自分をしっかり出して戦おうと思ったので途中からいつも通りの練習をしてきました」と自分を貫くつもりだ。

　一方、堀口は扇久保が5年前とあまり変わってないと評していることについては、「やってみないと分からないと思いますよ。やってみたら分からせてやります」と返答。

　試合内容については「やってきたことが出るので今までと変えようとは思わないです。いつも通りにやります。ただ、日本を代表して戦わないといけないので行くところは絶対に行きます。今はワクワクしていますね。岩手から上京してきた時から、こういう大舞台でやることを目標に生きてきたので、やっと自分を出せるなってワクワクします。明後日は自分の人生を懸けて挑むので、皆さん盛り上がって楽しんでください」と、激闘になることを予告した。

　また、1R10分・2R5分というRIZIN独特の試合時間については「10分でスパーリングはやってきましたが、やってみないと分からない。でも2Rなのでやりやすいことはやりやすいです。10分間を全力で行くのは厳しいと思うので、抜くところは抜いて行くところは行こうと思っています。それもいつも通りですね。ただ、2Rというのはかなり自分に有利に動くと思います。3Rだと組み技系は2回仕切り直さないといけない（ラウンド間のインターバル）。2Rなら2回でいいので。でも1Rからチャンスがあれば極めに行きます」と、自分にとって有利に働くとした。

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