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【ボクシング】山根氏の「将来、東京五輪に参加できなくても次の五輪」発言の意味とは

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2018/08/08(水)UP

本日会長職を退いた山根明氏

 日本ボクシング連盟の吉森照夫専務理事が8日午後、会見を開き、山根氏の会長辞任会見で選手に向け「将来、東京オリンピックに参加できなくても、その次のオリンピックもがあります。頑張ってください」と発言したことについて釈明した。

 吉森氏は「会長は言葉があまり上手じゃないので、ああいう言葉が出たんだと思います。本当に子供たちにショックを与える言葉で。今のこういうボクシング連盟の劣勢が、何かマイナス効果があったとしても、オリンピックだけがボクシングではないので皆さん、愛情を持ってボクシングに精進してくださいという気持ちで言おうとしたところが、ああいう軽率なあれ(発言)になったのだと思います」

 ーーこのままでは東京五輪にボクシングが加われない可能性があるのではという気持ちはあったか?

 「会長が今のままやられていた場合には、そういう風になる恐れはありますよ、と昨日さんざん言いました。それも大きく感じられたのだと思います。JOCから除名とか資格停止とか助成金のカットとか、そういうことになったら困るじゃないですか、と。会長がこんなに愛して作ってこられたボクシング連盟、少年たち、選手たちに嫌な思い、悔しい思いさせないように、是非考えてくださいと。そういう話はたくさん(昨日の理事会で)ありました」と山根氏の発言に理解を求めた。

 また、山根氏は会長職は辞任したが、現職の関西ボクシング連盟の理事長まで辞める、会員までやめるとは聞いてはいないとし、それは確認し後日発表するとした。

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