【ボクシング】山根明会長が辞任「選手の皆様には申し訳ない」
過去の反社会勢力との付き合いや、選手の補助金の不正流用疑惑、連盟の独裁体制などによる反発から辞任を要求されていた日本ボクシング連盟山根明会長(78)がとうとう辞任を発表した。
昨日、臨時理事会で理事30人のうち26人が辞意を示し、山根会長も一緒に辞めるように説得。
しかし、山根会長は保留、「明日男としてのけじめを話す」としていた。
7月28日、333人のボクシング関係者から日本ボクシング連盟に対して告発状が提出し辞任を要求、同日にロンドン五輪金メダリストでWBA世界ミドル級王者の村田諒太がSNSで「そろそろ潔く辞めましょう、悪しき古き人間達、もうそういう時代じゃありません」と発言。そして今月7日、鈴木スポーツ庁長官は倫理規定から、「黒い交際が事実なら辞任に値する」と話していた。
記者会見に登場した山根会長は会見ではなく、声明のみであると前置きし「私は本日をもって辞任をいたします。その理由は昨夜の日本(ボクシング)連盟の理事会において3時間いろんな話が出ました。最後に理事の皆さんから会長一任と言われたので、私自身が家に戻って辞任について妻に相談し、妻は会長を死ぬまで面倒を見ていくから楽になってくださいと言われ決意をしました」と辞任の理由を説明した。
そして連盟の会長として選手へ「選手の皆様にはこのような問題があったことに関して、会長として申し訳ない。将来東京オリンピックに参加できなくても、その次のオリンピックもがあります。頑張ってください」とし、最後に「本日は本当に申し訳ありません」と深々と頭を下げ、質疑応答はなく、会場を後にした。
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