【K-1】蹴りの安保瑠輝也とパンチの林健太が舌戦を展開
9月24日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN』の記者会見が、8月9日(木)都内にて行われた。
最終追加カードとして、安保瑠輝也(あんぽ・るきや/22=team ALL-WIN)vs林健太(23=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が決定。宮田充K-1プロデューサーは対戦カード決定の経緯を次のように説明した。
「林選手が8月5日の『Krush.91』で水町浩選手に素晴らしいKO勝ちをし、一夜明け会見で『K-1ライト級はそもそも僕が初めに試合をして凄いKOをしたから盛り上がっている』と言われました。それで考えた結果、関西同士の対戦で12月のK-1大阪大会を目指すという意味で安保選手がふさわしいのではないか、とオファーをしました。安保選手はジムをオープンしたばかりで多忙ですが、望むところと一瞬で決定しました。この試合はどちらが勝つにせよKOになると思います」
林が「同じ兵庫県出身で地元もめっちゃ近くて、年齢も1歳しか違わない。地元の後輩なので先輩としては負けられない」と言えば、安保は「前回の負けから復活のチャンスをいただき光栄です。先輩という意識はないです。格闘技は人生の奪い合いだと思っているのでここでしっかり勝ちたいと思います」と、地元の先輩・後輩という意識はないと返す。
印象を聞かれると林が「身長もデカくて蹴りは強いけれど、パンチはたいしたことが無いのでパンチで倒してやる」と言えば、安保は「その逆ですね。パンチは強いけれど蹴りが大したこと無いので、蹴りで倒してやろうと思っています」と切り返し、林は思わず苦笑い。
さらに林が「僕が昔、戦って勝ったことがあるのでリベンジしたいんじゃないですかね。まだ安保選手が小さい頃に、10年前くらいに姫路の体育館で空手のワンマッチでやっています。その恐怖心があるんじゃないですか」と少年時代に戦っているとのエピソードを披露したが、安保は「記憶になかったです。じゃあ、リベンジします」とすっかり忘れていた様子。林は「(証拠の)ムービーが残っています。忘れたかったんちゃいますかね」と返答した。
両者の共通点と言えば、林は昨年11月、安保は今年6月にKrushライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ)にKO負けを喫している。お互いのゴンナパー戦の印象を聞くと、次のような答え。
「俺の頭の中で思った通りの負け方でした。距離を詰められたらあかんと思っています。俺もゴンナパー選手と同じ作戦になると思います」(林)、「試合を見て特に印象はなかったですね」(安保)と、ここでも言い合いは続く。
さらには、林が「二段蹴りさえ気を付ければ大丈夫」と言えば、安保は「じゃあ、出します」とニヤリ。すると林は「俺も何か考えます。俺も二段蹴りを出すかも」と予告すると、安保は「ノーコメントにしておきます」と笑った。
最後まで譲らない舌戦を繰り広げた両者。林は「絶対に倒す気持ちでやります。ゴンナパー選手へのリベンジしか興味がないから」、安保は「勝つと言っていますが、それはみんな同じ。それ以上に自分は東京以上に応援してくれる人が多い大阪の試合へ向けての試合になるので、意地がバチバチにぶつかり合う試合になります」と激闘を予告した。
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