【RIZIN】矢地祐介をKOしたシウバの弟子グスタボ「次は踏みつけたい」
8月12日 (日)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)にて開催された『RIZIN.12』のメインイベントで、矢地祐介(28=KRAZY BEE)をKOして衝撃日本デビューを飾ったルイス・グスタボ(22=ブラジル)。
元PRIDEミドル級王者ヴァンダレイ・シウバ(42=ブラジル)の推薦を受け、初来日を果たした。
彼は13歳の時に父親が目の前で銃で撃たれ、クリスマスを目前にして他界。「家族の生活がかかっているのでこのまま死ぬわけにはいかない」と言っていた亡き父に、「いつかチャンピオンになって家族に良い生活をさせてあげたい」と誓い、格闘技を始めた。
「私はこのチャンスをずっと待っていた。この日のために8年間ずっと練習してきたんだ」と、今回のワンチャンスに懸けていたグスタボは、1Rから往年のシュートボクセ勢(ヴァンダレイ・シウバ、マウリシオ・ショーグン、ムリーロ・ニンジャらが所属していたブラジルの名門ジム)を彷彿とさせるアグレッシブなファイト。2Rに飛びヒザ蹴りで矢地を流血に追い込むと、最後は右フックでKOした。矢地のRIZINでの連勝記録は5でストップ。
その戦いっぷりからすでに日本で多くのファンを獲得し、推薦したシウバも「グスタボは今まで無敗だし、とても優れた選手。テクニックや若さはもちろん、コンディションも抜群だ。彼はいつか絶対にスーパースターになると確信しているので、今回日本に連れてくるべきだと考えた。それが実現できたのが自分にとって誇らしいし、とても嬉しい」とグスタボに絶対の自信を持っている。
今後、RIZINでの活躍が期待されるグスタボは「踏みつけが出来なかった。次はぜひ披露したい」とRIZINのスタッフに言い残して帰国の途に就いた。踏みつけやサッカーボールキックと言えば、PRIDEでシウバやショーグンの代名詞となった危険な技。矢地戦ではサッカーボールキックは見せられたが、踏みつけが出来なかったことを残念がっていたようだ。言葉通り次回の来日で披露して、ヴァンダレイ・シウバ2世の座を決定的なものとするのか。
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