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【ムエタイスーパーファイト】福田海斗、タイトルマッチで宿敵との3度目の決戦

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2018/08/23(木)UP

初回の対戦で、タナデー(左)と首相撲で勝負する福田(右)

 9月24日(月・祝)名古屋国際会議場イベントホールにて開催されるムエタイのビッグマッチ『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』に出場が内定していた福田海斗(20=キング・ムエ)の対戦相手が決定した。

 対戦相手は、ムエタイ二大殿堂であるルンピニースタジアムとラジャダムナンスタジアムで福田と対戦し、1勝1敗の宿敵であるタナデー・トープラン49(タイ)。

 この試合はタイのテレビマッチ「True 4U スックムエマンワンスック」の115ポンド(約52.16kg)級タイトルマッチとなる。

 2015年12月、当時高校生でルンピニースタジアム認定フライ級4位の福田にプロムエタイ協会フライ級王座決定戦が組まれた。その相手がルンピニー10位のタナデー。
 前半福田はタナデーの首相撲に苦戦するも、3Rからの猛攻で逆転。福田が王座を獲得した。

2回目の対戦では判定負けを喫した福田(右)

 しかしその直後の2016年1月、タナデーはラジャダムナン興行メインイベントで、30万バーツ(約330万円)の賭け試合として福田に挑む。首相撲からのヒジ・ヒザ攻撃を駆使するタナデーに、福田は大差を付けられリベンジされてしまった。

 現在、福田はラジャダムナンでスーパーフライ級6位にランクインしている。ラジャダムナンの正規規定では、王座に挑戦できるのは6位以内。
 6月、7月と連続KO勝利している福田に所属プロモーションは「9月に名古屋で、現(ラジャダムナン)王者とタイトルマッチを行ってはどうか」との話を振ったが、福田側は「スタジアムタイトルの価値は、そのスタジアムでかつ賭けの中で行なわれてこその価値」とあくまでタイ本国でのタイトル獲得を目指しこれを断った。代わりに決定されたのが今回のTVマッチタイトルであり、タナデーとの再々戦である。

 タナデーはメジャーでの王座獲得はまだ無いものの、ルンピニー及びラジャダムナンスタジアムの最高位は1位。出場する試合はほとんどがメインクラスの、正真正銘のトップファイターだ。

 福田はコメントで「『True4U』のタイトルマッチというより、彼と試合をすることが重要だと思っています。どうせいずれ再戦すると考えていましたから」と、宿命の相手だと語る。

 タナデーについては「自分がまだタイで試合をし始めた頃から既に有名で、ずっと追いつけ追い越せ、の気持ちで目標にしてきた選手です。プロムエタイのタイトルを獲った時も、無謀なチャレンジと言われてましたから勝てて嬉しかったですね。まぁ、すぐにリベンジされましたけど」と苦笑。

 1勝1敗で迎える今回の試合については、「自分も成長していると思うので、その姿を名古屋のお客さんにもタナデー自身にも見せたいと思います」と意気込んだ。

<決定対戦カード>
カイト・ウォーワンチャイ(福田海斗/キング・ムエ/現ラジャダムナンスタジアム スーパーフライ級6位・元プロムエタイ協会フライ級王者)
vs
タナデー・トープラン49(タイ)

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