【K-1】郷州征宜、スアレック対策を練りに練って「攻略します」
9月24日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~初代クルーザー級王座決定トーナメント~』に出場する、元Krushスーパーフェザー級王者・郷州征宜(32=K-1ジム総本部チームペガサス)が4日(火)都内にて公開練習を行った。
郷州は、第4代REBELS-MUAYTHAIスーパー・ライト級王者スアレック・ルークカムイ(32=タイ/STURGIS新宿ジム)と対戦する。公開練習では10R(インターバルは30秒)連続ミット打ち、サンドバッグを相手に10秒ラッシュを繰り返し、スタミナに定評のある郷州もさすがに苦しそうだったが、わずかの休憩で通常の呼吸に戻ってインタビューに応えた。
「トレーナーが一緒に映像を見て分析してくれているし、ジムのメンバーもアドバイスしてくれるので助かっています。島野(浩太朗=6月のタイトルマッチで対戦、郷州が判定負け)戦の時もそうでしたが、分析通りに戦えなかったので、今は戦えるように対策を練っています。いろいろな方からアドバイスをもらって、今まで通りにやったら勝てない相手なので対策をしっかりしています」
スアレックの印象は「パンチ力が強いですね。他団体のチャンピオンですし、試合も何回か見ています。ほとんどKOで倒しているので、そのパンチに注意して対策をすれば戦えると思っています」と数々の日本人選手をマットに沈めてきたパンチを警戒。
郷州もヒザ蹴りを得意としているが、ムエタイはヒザ蹴りのプロフェッショナル。通用させる自信があるとの質問には「大丈夫かは分かりませんが、自分のヒザも有効だと思うのでしっかり当てていければと思います」と、ヒザ蹴りでも負けたくないとした。
また、この試合に関して「武尊選手と島野選手に負けて連敗中なのに、このようなチャンスをいただけて嬉しいです。このチャンスをつかまないと次はないと思うので、しっかり対策をして戦いたいと思います。スーパー・フェザー級はいい選手が多いですし、強い選手も楽しませる選手も多いです。その中で自分が何を出来るのか。自分のスタイルで同じ境遇の子供たちに夢を与えて、お客さんを楽しませることが一番だと思っているので対策をして勝ちたいと思います」と、K-1スーパー・フェザー級でのサバイバルマッチだと捉えているようだ。
今回“対策”との言葉を多く使った郷州。その対策はいつも通りなのかと聞くと「今まで(K-1ジム総本部の)梶原代表に全てお任せしていたんですが、今回は自分でも映像をたくさん見て、代表にお話してお互いに対策を練っているのでその面でも楽しみがあります」と、自分でも考えるようになったのだという。
スアレック攻略の自信はあるかと聞くと「攻略します」と即答した郷州。以前に所属していたジムにはスアレックを破っている元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・梅野源治がおり、「忙しい人ですが、尊敬している選手なので聞けば教えてくれると思うので今度連絡してみようと思います」と、スアレック対策を万全にして臨みたいと語った。
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