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【Krush】無敗の王者・金子晃大に三冠王・隼也ウィラサクレックが挑戦

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2018/09/06(木)UP

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6戦無敗の王者・金子(左)が過去に3本のベルトを巻いている隼也(右)を相手に防衛戦

 10月28日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.94』の記者会見が、9月4日(火)都内にて行われた。

 Krushバンタム級タイトルマッチとして、王者・金子晃大(21=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs挑戦者・隼也ウィラサクレック(20=WSRフェアテックス三ノ輪)が決定。

 金子は2016年9月にプロデビューすると、2018年6月の6戦目にして軍司泰斗を破り、無敗のまま第3代Krushバンタム級王座に就いた。今回が初防衛戦。右ストレートを始めとするパンチ、蹴りもバランスよく放ち、アグレッシブなファイトスタイルを持つ。

 隼也は16歳でWPMF日本タイトル史上最年少王者となり(フライ級)、2016年11月にはバンタム級のベルトも勝ち取って2階級制覇。2014年8月にはMA日本フライ級王座も獲得している三冠王だ。Krushでは連勝を飾っている。左右ミドル&ローキックはもちろん、パンチのコンビネーションも多用するスタイル。

 初防衛戦を迎える金子は「組まれたカードで普通にしっかり防衛して、倒すことをモットーにして頑張りたいと思います」と意気込みを語ると、「昨日食った唐揚げがあたっちゃって腹が痛い。試合の時はそうならないように気を付けて、前回以上に仕上げて倒せるようにしたい」とコンディション作りに気を付けるとした。

 挑戦者の隼也は「やっと来たかって感じでワクワクしています。金子選手はタイトルを6月に獲ったばかりなのにすいません、って感じです。チャンピオンは自分がもらうので」と、金子を前にして王座奪取宣言。「こんなに早くチャンスをもらえるとは思わなかったんですが、もらったからにはこのチャンスをしっかりつかまないといけないと思っています。1戦1戦、Krushルールにも慣れてきたかなという気がします」と、このチャンスをモノにすると話す。

 しかし、「自分はタイトルマッチに弱いので(苦笑)。それは今回しっかり克服して必ず獲ろうかなと思います」との言葉も。実際、隼也はこれまで防衛戦も含めて9戦のタイトルマッチ経験があるが、4勝5敗1分という戦績になっている。

 お互いの印象については、「ムエタイっぽいと思っています。倒して勝ちたいのがあるので次はしっかりKOを狙って仕上げていきたいと思います」(金子)、「ボクシングが凄く上手い。でも、そこだけかなって。多分、パンチと蹴りの対決になると思う。分かりやすくどっちがパンチか蹴りで倒すか、バチバチの試合が出来たらいいなって思います」(隼也)と評した。

 隼也が「バンタムは軽い階級でKOがあまりないと思われているけれども、KO出来るチャンピオンになりたいです。無敗のチャンピオンと最高のリングで激しい試合をやります」と言えば、金子は「僕はたまたまこの前の試合はパンチが目立っただけで、蹴りでも倒せるところを見せていきたいと思います。しっかり防衛して倒せるようなチャンピオンになっていきたい」と、隼也の王座奪取宣言にそうはさせないと返答した。

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・プロ6戦目の金子が軍司から王座奪取、延長R残り1秒でダウン奪う

・隼也が苦戦の末にベテラン出貝を振り切る

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