【DEEP JEWELS】メインの前澤智、勢いにのるパクに「ツライ、キツイと思わせたい」
9月16日(日)東京・新宿FACEにて開催される『DEEP JEWELS 21』のメインイベントで、“女狼”パク・ジョンウン(19=TEAM STRONG WOLF)を前澤智(30=リバーサルジム 立川 ALPHA)が迎え撃つ。
前澤は中学から大学まで柔道を学び、サンボと柔術の経験も豊富なファイター。2012年9月のMMA(総合格闘技)プロデビューからDEEP JEWELSで試合を重ね、韓国のMMA(総合格闘技)プロモーション『ROAD FC』に乗り込み勝利を収めている。昨年12月、SARAMIとのDEEP JEWELSアトム級次期王者挑戦者決定戦に敗れタイトル戦線からは一歩後退。3月の再起戦では快進撃を続けていた齋藤裕子をストップし、山本美憂との対戦をアピールした。
その前澤と対戦するパクは2013年にアジア・サンボ選手権で韓国代表に選ばれ、キックボクシングでは5戦5勝の戦績。18歳でプロデビューし、2017年12月の来日ではDEEP JEWELS女子アトム級王者・黒部三奈を苦しめ、今年6月大会では王座挑戦間近と見られていた富松恵美をスピードのあるコンビネーションパンチを駆使して判定に破り、タイトル戦線へ一気に浮上した。
前澤はパクの印象を、「彼女は格闘技を楽しんでますよね。パンチスピードがとても速くてグラップラー(組み技主体の選手)にとってはイヤな戦い方をするなと思います。タックルもしっかり切ってくる。そして韓国の選手は1試合1試合ごとに全く別人かのような、ファイトスタイルになってくることもあるので、今回はどんな作戦でくるのか分かりませんが、セコンド陣の指示通り、作戦通りのことが本番で出来ることは素直に賞賛です」と高評価する。
しかし、「若いだけが強さじゃない。今、勢いにのって格闘技が楽しくて仕方ないでしょうが、ツラい、キツいと思わせたい。ここ最近判定続きなので、一本とってベルトに挑戦させて欲しいです。パク選手に邪魔はさせません。何がなんでも勝つのは私だと、リングで分からせます」と、パクを一本で下してタイトルに挑戦するのは自分だと言い放つ。
また、「軽量級MMAの魅力は力や威力じゃなく、タイミングだということを見せたい。パク選手が打ったつもりのパンチは私に打たせられているというような、私が主導権を握った試合をします」と、試合運びの上手さでパクを攻略すると語った。「青森(出身地)パワー見せつけてやります」と、前澤は勝利を誓う。
●編集部オススメ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】