【K-1】城戸康裕、タイトルマッチ延期でパプアニューギニアの飛び回し蹴り男と対戦
11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~』の記者会見が、18日(火)都内にて行われた。
新たに発表された対戦カードは、城戸康裕(35=谷山ジム)vsジョナサン・トゥフ(25=パプアニューギニア)。トゥフは筋骨隆々の肉体と全身バネのような身体能力を持ち、現在はタイに移住してムエタイルールを中心に試合を行っている。過去に飛び回し蹴りで相手を立ったまま失神させ、そのKOシーンが話題となった。
当初、城戸はK-1 WORLD GPウェルター級王者・久保優太とのタイトルマッチが内定していたが、久保が交通事故に遭い練習が再開できず静養している状態のため、ワンマッチで今大会に参戦することになった。
城戸は「久保君、出来ますよね、多分。残念ですよね、そういう気持ちがデカい」とタイトルマッチが延期になったことを残念がりながら、「それよりも自分の左足がめっちゃ痛い。練習の時にスネとスネが当たって、4日後に39度近い高熱が出て5日間くらい続きました。足がパンパンで息を吹きかけるだけで痛いです。なので今回は左を蹴らないです。(相手にも)言ってやろうと思っています。お互い左で蹴るのやめない?って」と、蜂窩織炎(ほうかしきえん)になってしまったことを報告。
「相手がバキバキの黒人選手だと言われていて、かなりビビッてます。若い感じの飛び回る系の感じだし、昆虫のような素早さ。あまり得意じゃないというか、やりたくないというか、早く帰りたいというか。早く足を直します」と、トゥフとの対戦がかなり不満な様子。
久保には「僕は期待していて、やろうね、やりましょうとKrush名古屋大会で会った時にも言ってた矢先の話でした。こうなったからには久保君には煽り映像に出てもらいます。オファーを出します」と、試合前恒例の煽り映像に出演してもらわないと割が合わないという。ただし、「3月にやるためにこうなったのかなと考えました。俺も万全じゃないし」と、2019年3月10日に開催が決定したビッグマッチ『K’FESTA.2』で実現できればいいと話した。
対戦するトゥフについては「パプアニューギニアの選手と戦うのは初めてです。部族のイメージとバンジージャンプの国、それくらいのイメージですかね。ノリがいいのか悪いのかも分からない。嫌いなんですよ、こういうの。飛び回し蹴りで本当に立ったまま失神させていましたからね、やめてもらいたい。あれも無しってことで」と、とにかく嫌そうな城戸。
奇しくも出演したAKB48のドラマ『マジムリ学園』では、最後に主人公の飛び回し蹴りを喰らって失神させられている。「あのKOはヤバかった。セリフが飛んじゃいそうでした」と、2度と飛び回し蹴りは喰らいたくないと語った。
トゥフは「パプアニューギニア出身のファイターとして、昔から夢見ていたK-1のリングに立てることに興奮している。日本のファンには俺のスピード感と爆発力を感じてほしい。俺の豪快なKOで日本のファンに興奮を届ける。城戸は経験豊富な選手だが、俺は城戸を完全に破壊する」と、強気なコメントを寄せている。
●トゥフの飛び回し蹴りによるKOシーン(小柄な方がトゥフ)
<決定対戦カード>
▼スーパーファイト K-1ウェルター級 3分3R延長1R
城戸康裕(谷山ジム/K-1 WORLD MAX 2008日本トーナメント王者)
vs
ジョナサン・トゥフ(パプアニューギニア/WKFインターコンチネンタル・ウェルター級王者、WMC I-1世界ムエタイ王座決定トーナメント2018準優勝)
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