【K-1】Krush女子王者KANAが2度目の参戦「豪快に倒しに行く」
11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~』の記者会見が、18日(火)都内にて行われた。
Krush女子フライ級王者KANA(26=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が、3月大会に続き2度目の参戦。ヨセフィン・ノットソン(22=スウェーデン)と対戦する。ノットソンは幼少期から空手とムエタイを学び、アマチュアムエタイの大会で活躍。27勝(9KO)3敗の戦績を持つ。
ノットソンからは「K-1という世界最高峰のイベントで試合が出来ることを光栄に思う。KANAはいつも同じような試合ばかりで、特別な選手だとは思わない。私が今まで戦ってきた相手と比べてレベルが高いとも思わないし、容赦なく倒しに行く。日本のファンには私の決して屈しない気持ちと勝ちへの執念を見てほしい」とのコメントが寄せられた。
会見に出席したKANAは「今回K-1に2度目の参戦です。ヨセフィンはコメントからも分かるようにガンガン前へ出てきてくれて、KO率も高いので噛み合うんじゃないかと思っています。KO決着が前回は出来なかったので、それを目標としてしっかり倒して勝ちたいと思います」と、K-1のリングでのKO勝ちを狙う。
ヨセフィンの印象については「第一印象は上手くて強い。ムエタイベースですがガンガン前へ出て来てパンチでも蹴りでも倒せる一発のある選手だと思いました。コメントを聞いて燃えてきましたね。倒し合いになりそうなので楽しみになりました」と評する。
8月のKrush名古屋大会では中国散打王者リュウ・シーベイを問題なくKO。約1カ月間のイギリス武者修業の成果を存分に発揮したが、「武者修行に行って、実戦練習をしてつかんだものが大きいです。その延長線上でスパーリングを中心に練習しています。相手はガンガン来ますが、しっかり対応して成長した姿でKO決着できればと思います」と、さらなる成長を誓う。
ヨセフィンのコメントにあった「KANAはいつも同じような試合ばかり」という部分については、「身に覚えがないこともないです」と笑い、「空回りすることが多かったので、そうならないようにしっかり豪快に倒しに行きます」と語った。
KANAは以前の記者会見で、K-1の女子世界トーナメント開催を希望。今回は実現しなかったが、「自分一人しか日本人がいませんが、自分一人vs外国人勢でも世界トーナメントをやっていただきたいと思っています。今回はそれに弾みを付けるような最高の勝ち方で、次のステップに必ずつなげる試合をしたい。そして、来年必ず実現させたいと思います」と、実力で世界トーナメント開催に漕ぎつけたいと意気込んだ。
また、冒頭で宮田充K-1プロデューサーより「K-1アマチュアでも女子の選手が増えている」との発言を受け、「アマチュア大会に行っても自分を目指して出てくれている選手が話しかけてくれたり、KHAOS(K-1 JAPAN GROUPの大会)でも女子が盛り上がる試合だったので、50kgの選手も下から出てきて欲しいですね。もちろん、負けるつもりはないです。しっかり喰ってかかって、倒しに来て欲しいと思っています」と、自分に続く選手の登場を待ち望んでいると話した。
<決定対戦カード>
▼スーパーファイト K-1女子-50kg契約 3分3R延長1R
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/第2代・第4代Krush女子フライ級王者)
vs
ヨセフィン・ノットソン(スウェーデン/IFMA世界女子フライ級王者)
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