【ボクシング】三階級王者・田中恒成「フライ級最強を目指す」
9月24日(月)、名古屋の武田テバオーシャンアリーナで行われたWBO世界フライ級タイトルマッチでは、挑戦者の同級1位・田中恒成(畑中)が、中国の英雄ゾウ・シミン(中国)からこの王座を奪取し、2度の防衛に成功していた木村翔(青木)を2-0の判定で破り、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と並ぶ12戦目での世界王座3階級制覇を達成した。
「一生忘れられない試合になった」
日本や中華圏、そして世界中のボクシングフリークが注目した激闘をそう振り返ったのは新王者の田中だった。リング上でのインタビューでは、開催地が自身のホームタウンであることを自覚するように、退場する木村への拍手を客席にリクエストした。
田中は「木村選手と戦えては本当に光栄だった。向こうにとってここは敵地である上に、前回の試合(7月27日 木村vsフローイラン戦)から調整期間が少なかったことを踏まえて欲しい」と謙遜もした。
弱気になったら負けだと思っていたと振り返る新3階級王者。
控え室では「プラン通りといえばプラン通りだったけど、チャンピオンは気持ちもパンチも強かったので、しんどい試合だった。あれだけ打ち合ったのは、気持ちと気持ちがぶつかりあって触発し合ったから」と語った。今後はすぐに4階級に手を伸ばすのではなく、フライ級で最強を目指していきたいと話した。
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