【KNOCK OUT】”西の神童”石井一成が好調ぶりアピール「相手の蹴りが遅く見える」
10月7日(日)に開催されるキックボクシングイベント『KNOCK OUT 2018 cross over』(東京・後楽園ホール)では、初代フライ級王座決定トーナメントが行われるが、その準決勝戦で、タイのテレビマッチ『True4U』の元フライ級王者・石井一成(19=ウォーワンチャイプロモーション)が、沖縄の新鋭・仲山大雅(19=RIOT GYM)が激突する。
石井はタイを主戦場とし、日本ではKNOCK OUT、RIZINで試合を行っている若手期待の選手。ジュニア時代から活躍しているため、“東の神童”那須川天心に対して“西の神童”と称される。
相手の仲山の印象を石井は「サウスポーでテクニックもあり、離れた距離でどんどん蹴ってきたり、蹴りが速い印象があります。一回戦の(山田)航暉戦ではいい勝ち方をしていたのでパンチにも気をつけたい」と、2RKO勝利で勝ち上がってきた強打に警戒する。
ムエタイスタイルのサウスポーである仲山対策として、小さいころからタイ修行を繰り返している石井は「今回も2週間ほど行ってきました。タイのジムにはサウスポーのチャンピオンが多く、サウスポー対策になりました。スパー、首相撲をすることでだいぶサウスポーには慣れましたね」と本場仕込の対策で迎え撃つ。
「(タイのジムには)トップ選手がたくさんいて凄く勉強になりました。日本に戻って他の選手と手を合わせると、相手のパンチがよく見えたり、蹴りが遅く感じました。自分でも楽しみなぐらい調子もバッチリです」と絶好調だという。
反対ブロックではWBCムエタイ日本統一フライ級王者・タネヨシホと初代WMC日本フライ級王者・大﨑一貴が対戦するが「僕は大﨑選手が勝つと思うのですが、タネ選手は一発がある選手なので、まさか、があるかもしれませんね。大﨑選手とはプロになって2度やったことがあり、2回ともドローだったので決勝戦で決着付けたいです」と、3度目の正直での決着を望む。
意気込みとして「自分がチャンピオンになって、来年、アジアでも世界でもトーナメントを開催してもらって、地元福岡でも KNOCK OUT を開催して欲しい」と石井は夢の実現のため、今回のトーナメントを勝ち上がり優勝を目指す。
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