【KNOCK OUT】初代フライ級王座決定トーナメント全選手決定、強打者集う
6月8日(金)東京・後楽園ホールにて開催の『KNOCK OUT SURVIVAL DAYS』で開幕戦を迎える「初代フライ級王座決定トーナメント」の全出場選手が決定した。
KNOCK OUTフライ級のエースと目されている元True4Uフライ級王者・石井一成(19=東京KBA)が参戦。石井はタイを主戦場とし、日本ではKNOCK OUTでのみ試合を行っている若手期待の選手。ジュニア時代から活躍しているため、“東の神童”那須川天心に対して“西の神童”と称される。2月大会では“おネエボクサー”として話題になったラジャダムナンスタジアム認定フライ級6位ノンロスをボディブローでKOする番狂わせを起こしている。
その石井と昨年10月の『RIZIN』で対戦し、最初から最後までアグレッシブなパンチで攻め続け判定勝ちを収めたDEEP☆KICK -53kg級2位・政所仁(19=魁塾)も参戦。石井の前に再び立ちはだかるか。
タネヨシホ(18=直心会)がWBCムエタイ日本統一フライ級王者となってKNOCK OUTに凱旋。タネは昨年7月の『ROAD TO KNOCK OUT.2』に初参戦して勝利を収めると、10月大会ではNJKFフライ級王者・能登龍也とドロー。そして今年2月にNJKFで行われた能登とのリマッチで勝利するなど、成長著しい。
その能登龍也(26=VALLELY)も参戦。軽量級ながら90%近いKO率を誇り、昨年6月大会では石井をKOしてみせた。12月大会では石井にリベンジを許し、今年2月のNJKFでタネとの再戦にも敗れたが、巻き返しなるか。
新日本キックボクシング協会からはフライ級王者・石川直樹(31=治政館)が初参戦。2016年に王座を獲得し、2度の防衛に成功している。徹底した首相撲からのヒジ打ち・ヒザ蹴りを得意とし、中盤から後半のラウンドで強さを発揮する粘り強いタイプ。
沖縄キックボクシング界のホープ、RKAフライ級王者・仲山大雅(19=RIOTジム)も参戦。仲山はアマチュアキックボクシングで華々しい成績を収めプロデビュー。2017年3月には、強豪タイ人選手のジョッキーレックと対戦し、下馬評を覆す衝撃のKO勝利。昨年12月にはタイで人気を誇る激闘王チョークディー・PKセンチャイジム(タイ)と対戦し、引き分ける奮闘を見せた。サウスポーから繰り出す左ストレートと左ローを得意とする。
そして、石井と並ぶ優勝候補であり、今大会再注目選手となるのがWMC日本フライ級王者・大崎一貴(OISHI GYM)だ。大崎は現在ムエタイの本場タイで活躍し、タイでの戦績は10戦9勝(8KO)1敗。切れ味鋭いパンチや空手仕込みのバックキックを得意としており、2月のルンピニースタジアムでの試合でもKO勝ちを収め、8連続KO勝ちをマークした。4月の『BOM』では仲山を強烈なパンチ&ローのコンビネーションで攻め続け、判定勝ちでWMC王座の初防衛に成功している。
この7名に5月3日(木・祝) エディオンアリーナ大阪で開催の『KNOCK OUT 2018 OSAKA 1st』で行われる、TENKAICHIフライ級王者・高坂侑弥(エイワスポーツジム)vs WMC日本スーパーフライ級王者・山田航暉(キング・ムエ)の出場者決定戦の勝者を加えた8名で、初代王座がトーナメントで争われる。
軽量級でも強打を持つ選手が多く、アグレッシブなファイトを身上としているタイプが集まった。
<KNOCK OUT初代フライ級王座決定トーナメント出場選手>
石井一成(19=東京KBA/元True4Uフライ級王者)
政所 仁(19=魁塾/DEEP☆KICK -53kg級2位)
タネヨシホ(18=直心会/WBCムエタイ日本統一フライ級王者)
能登龍也(26=VALLELY/NJKFフライ級王者)
石川直樹(31=治政館/新日本キックボクシング協会フライ級王者)
仲山大雅(19=RIOTジム/RKAフライ級王者)
大崎一貴(21=OISHI GYM/WMC日本フライ級王者)
高坂侑弥(エイワスポーツジムTENKAICHIフライ級王者)vs山田航暉(キング・ムエ/WMC日本スーパーフライ級王者)
※5月3日『KNOCK OUT 2018 OSAKA 1st』で出場者決定戦
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