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【RIZIN】大みそか予定の那須川天心、堀口恭司出場のキック世界トーナメントは延期へ

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2018/10/03(水)UP

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堀口(左)と那須川(右)の再戦を、大みそかにトーナメントの中で見たいかどうか

 9月30日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.13』で、那須川天心(20=TARGET/Cygames)と堀口恭司(27=アメリカン・トップチーム)がキックボクシングルールで対戦。キックボクシング26戦無敗の那須川が判定勝ちしたが、この結果を受けて大みそかに開催される『RIZIN.14』の内容が変更となりそうだ。

 当初、大みそかでは那須川と堀口に世界の様々な格闘技の選手を加えた、キックボクシングルールによる「立ち技世界最強決定トーナメント』(仮)の開催がプランされていたが、榊原信行RIZIN実行委員長は今大会を終えて「ファンはキックトーナメントを本当に見たいのかなと思う。決めていたからと言ってそのままやるのもどうかな、と。一度フラットにして考えたい」と見直す方針であることを明らかにした。

アイデアを練り直す、と榊原実行委員長(中央)

「安直にそこへ堀口と天心をハメるのも何かなと思います。ワンマッチであれだけのものを見せられると、どうなのかなと。ファンの声に耳を傾けながら、大みそかはどんなラインアップにするのか、堀口と天心を別々にマッチメイクするのか、精査してご支持をいただいた今回以上の熱をつなげていくための大会にしたい」

 トーナメントを行えばそこで那須川と堀口の再戦が実現する可能性もある。榊原実行委員長は「マスコミ、ファンの声を聞きたいですが、個人的には(再戦まで)一拍おいた方がいいと思っています。大みそかで再戦というのは安直すぎるかなとも思う。キックルールで堀口があそこまで戦うのは凄いことだと思いますが、やはり天心がこのルールで、この階級では一番強い。あの堀口ですらそこまでか、と感じました。

 今すぐにもう1回やっても今のままでは結果は一緒だと思いました。かと言って、すぐに総合格闘技ルールでというわけにはいかないので、奇策を考えた方がいいかなと思います」と、大みそかで再戦しても差は縮まっていないのではないかと話す。

「ファンの声にしっかり耳を傾けて、しっかり考えたいと思います。いずれにしても天心と堀口は大みそかのRIZINに出場しますので、2人には新味があるものを求めるのか。私個人としては、来年以降でまた流れが出た時に再び交わればいいのかなとも思います」と、榊原実行委員長はすぐに再戦を組むのはベストではないとの見解を示した。

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