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【レベルス】国内最強を証明した日菜太「引退まであと6試合くらい」

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2018/10/09(火)UP

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引退まであと6試合くらいと、カウントダウンを宣言した日菜太

 10月8日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催された『REBELS.58』の一夜明け会見が、9日(火)都内にて行われた。

 メインイベントで元・新日本キック日本ウェルター級王者の緑川創(31=藤本ジム)と、“国内70kg級頂上対決”と謡われた一戦を行い、判定2-0で勝利を収めたREBELS 70kg級王者・日菜太(32=クロスポイント吉祥寺)が出席。昨日の試合を振り返った。

「ダメージ的には顔はきれいなのでパンチはもらわなかったと思います。三日月蹴りをされて三日月蹴りで蹴り返したらヒジに当たって足の甲が痛いです。あとは頭が当たって頭が痛いくらい。ダメージは大きくないですが、年齢も年齢なので急ぎすぎず、来週くらいから練習に復帰したいと思います」と、大きな怪我はなかったと日菜太。

 緑川については「強いなと思いました。僕は他の選手とほとんど話をしないんです。特に同じ階級の選手とは仲良くしないようにしています。その中で唯一、緑川君は一緒に練習する選手だったのでやりづらい感じはありました」と、5~6年前からスパーリングを重ねている間柄であったためやりづらかったという。

日菜太のミドルキックをカットする緑川

「緑川君はK-1ルールでも日本トップクラスで強いと僕は思っています。試合をする前は特にパンチのバランスがいいという評価でしたが、蹴りのカットが本当に上手かった。サウスポー対策をしているのが分かりましたね。蹴りをあれだけカットされたのは久しぶりでした」と、緑川の強さを称える。

 ただし、「もう1Rやってもよかったんですが、やれば僕の方がダメージを蓄積させていたと思う。ローキックも効いていたし、間合いも分かっていました。3Rで向こうが消耗していたのは伝わったので。僕は3Rの試合をやっていますが、5Rの方がKO率が上がると思います。効かせてダメージを与えていくタイプなので5Rの方が強いと思っています」と、延長戦になっていればもっと差をつけていたはずだとした。

「一日経って思ったのが、僕のミドルキックを警戒しているからこそ、ストレート、フックが入った。もっと前蹴り、ヒザ蹴りも使えばよかったと思いましたね、久しぶりの試合だからいろいろやりたかった」と課題もあったが、「自分の成長を感じられたのがパンチでした。ボクシングの技術が上がっていて、僕の蹴りを警戒しているからこそあれだけパンチが当たったのだと思います。倒れてもおかしくないくらいの打ち応えはありました。まだ進化できると自分で思えましたね。昔のように1Rに60発蹴れることはなくなったけれど、昔と違う、年をとった日菜太の強さが出てきたかなって思いました」と、進化も感じられた。

 今後については「出来れば年内にもう1試合か、年始に1試合やって、次は春くらいにやりたい。いい試合をいい条件で、いい相手とやりたいです。年齢的にも無駄に時を過ごしたくない。今回の減量が終わった時に身体がきつかったので、もう70kgでやるのも大変な年になったと感じました。昔は1年で7試合やりましたが、体重が作れなくなってきている。年間3~4試合にしないと年齢的にいいパフォーマンスが出来ません。

 そうなるとあと出来るのは6試合くらいですね。その残りの試合数を大事にして、ペトロシアン(K-1 WORLD MAX 2009・2010世界王者)、アラゾフ(現K-1スーパー・ウェルター級王者)、ピケオー(現Krushスーパー・ウェルター級王者)、シッティチャイ(GLORYライト級王者)…トップどころと最後に悔いなくやって、キックボクサーとして満足したなと思って引退したい」と、引退へのカウントダウンは始まっていると語った。

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・『REBELS.58』全試合結果=2018年10月8日

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