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【レベルス】国内中量級の頂上対決に臨む日菜太「消化試合はいらない」

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2018/10/05(金)UP

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復活を懸けて新日本キックボクシング協会のトップ選手・緑川と対戦する日菜太(左)

 10月8日(月・祝)東京・後楽園ホールにて開催の『REBELS.58』に出場する選手が公開練習を行った。

 メインイベントで元・新日本キックボクシング協会日本ウェルター級王者の緑川創(31=藤本ジム)と対戦する元REBELS 70kg級王者・日菜太(31=クロスポイント吉祥寺)と、初参戦でMuayThaiOpenスーパーライト級王者・橋本悟(橋本道場)と対戦する元RISEライト級1位・丹羽圭介(TEAM KSK)が、マススパーリングを行った。

 日菜太は「試合まで後6日になりました。疲れはいい感じであって、いい追い込みも出来ました。怪我もなく終われたのでいい試合が見せられると思います」と、ベストコンディションのようだ。

 緑川に合わせて「あえて変えることはなくて、自分のスタイルを貫いて勝っていきたい」と言うが、「彼はパンチが上手くてパンチが一番の武器だと思うので、ボクシングジムへ行ったり、ボクサーと出稽古をちょくちょくやりました」とパンチ対策は十分。

 過去に何度もスパーリングをした仲だが「やったことがあるのはパンチのみだったんですよ。蹴りありでやったことが無いので初対戦と同じ。彼はパンチのイメージが強いので蹴りありなら圧倒して終われたらいいなと思います」と、得意の蹴りで圧倒するつもり。

 ただ、「KOしたいですが、何より勝って前に進みたいですね。ここで負けると自分の価値はなくなってしまうので。相手もそうだと思う。ラジャダムナンのタイトルマッチで負けているから今回は勝ちたいでしょう。タフな選手だし、なかなか強い者同士がKOするのは難しい。でも誰が見ても勝ったと思うような勝ちを獲りたいと思います」とKOは難しいと考えているようだ。

「ここで勝たないと、もう1回アラゾフ(K-1スーパー・ウェルター級王者)と、とは言えない。ラクな相手と復帰戦をやればいいじゃんって声もありますが、それだと試合をする意味が無い。消化試合はいりません。ひとつひとつ勝負の試合を残りのキャリアでやって、もう1回強い外国人たちとやって自分に納得したいと思います」と、K-1王座を目指すために強い選手に勝ちたいという。

日菜太(右)とスパーリングを行ったのは丹羽(左)

「もう1回、日菜太は強いというところを見せないといけない。3月のK-1が終わってからは、初めて1カ月間なにもやりませんでした。そこからフィジカルトレーニングを始めて、試合間隔が半年丸々開いたのは過去1、2回くらいしかありません。大怪我してからの復帰戦なので進化した姿を見せたいと思います」という日菜太。「大爆発しないといけない試合。今回は超満員なので、レベルスが面白い大会であることを証明する」との決意を語った。

次ページは丹羽のコメント

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