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【ボクシング】村田諒太が前日計量パス「絶対に倒します」=米・ラスベガス

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2018/10/20(土)UP

前日計量をパスした村田(左)とブラント(Photo:Naoki Fukuda)

 10月20日(日本時間21日)、米ラスベガスで行われるWBA世界ミドル級タイトルマッチで王者の村田諒太(32=帝拳)と同級3位のロブ・ブラント(28=米国)が米ラスベガス・パークシアターで前日計量に臨んだ。

 村田はリミットを300グラムアンダーの72・2kg、ブラントは700gアンダーの71・8キロで共に一発で計量パスした。

 フェイスオフで約15秒にらみ合ったあと、マイクを向けられた村田は「絶対に倒しますので、楽しみにしていて下さい」とKO宣言が飛び出した。

 村田はしっかりガードしながら慎重に試合を進めて行く印象があるが、戦績は15戦14勝1敗でKO率は73%と高い。

村田は今年4月、得意の右が炸裂、8R TKO勝利、初防衛に成功している

 ロブ・ブラントは、戦績は2423勝(16KO1敗。KO67%の右ボクサーファイター。WBC米大陸ミドル級王座・WBC北米ミドル級王座の獲得経験がある。

 このタイトルマッチの発表があった8月30日にはブラントは同級2位だったが、その約2週間後の9月16日(日本時間)に同級スーパー王者だったゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が元世界2階級王者のサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)に判定0-2で敗北、ゴロフキンがランキング2位にダウンしたことで、ブラントが同級3位となった。

ゴロフキン戦の実現なるか

 このブラントに村田が宣言通りKO勝ちすれば、世界にアピールでき、村田が当初から目標としてきたゴロフキンとの一戦も現実味が帯びてくる。

 昨日の会見で村田は「この試合の結果で全てが変わると思うので、先のことは全く考えてないです。自信を持ってリングに上がるだけです」と答えている。

 得意の右が炸裂するか、この試合で全てが変わる、明日のKO勝ちに期待したい。

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