【K-1】城戸康裕が超弱気発言「戦闘力は2くらい」
11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~』に出場する、城戸康裕(35=谷山ジム)10月22日(月)都内にて公開練習を行った。
城戸はジョナサン・トゥフ(25=パプアニューギニア)と対戦。トゥフは筋骨隆々の肉体と全身バネのような身体能力を持ち、現在はタイに移住してムエタイルールを中心に試合を行っている。過去に飛び回し蹴りで相手を立ったまま失神させ、そのKOシーンが話題となった。
城戸は記者会見の時に「練習の時にスネとスネが当たって、4日後に39度近い高熱が出て5日間くらい続きました。足がパンパンで息を吹きかけるだけで痛いです。なので今回は左を蹴らないです」と左足を負傷していることを打ち明けた。この日の公開練習では、強烈な右ミドルでミットを蹴って快音を場内に響かせたが、左ミドルを蹴ると「痛い!」と泣き顔に。
「今回は怪我だらけです。左足が痛くて、ヒザ、指もかなりボロボロな状態。やっちゃっています。元々はイム・チビンとトーナメント1回戦でやった時(2008年4月)、その1週間前まで入院していた蜂窩織炎(ほうかしきえん)なんです。それ以来、菌が常駐していて免疫力が低下すると菌が動き出すんです。入院して点滴を打って、39度の熱があってクソつまらない9月でした。全然治らなくてヤバいです。通常のヤバい状態が70~80点だとしたら今回は2点。戦闘力は2くらい」と、何とも弱気な城戸。
「当日ドタキャンしてやろうかと思っています。さいたまスーパーアリーナだし」とトレンドなネタも取り入れる。
トゥフの回転蹴りに関しては「ハンパない。もらったらヤバい」とは言いながらも「僕、回転技をもらったことが1回もないんです」と自信を見せる。さらに「僕も回ってみようかと思います。回転技はバックブロー以外持ち合わせてないんですが、足を出せば蹴りになるでしょう。当たれば倒れるはずです」と、まさかの回転技返しも考えているという。
ただし、怪我の功名と言うべきか「右ばかり練習していたので右の蹴りが上手くなりました」と、右の蹴りはレベルアップしている。
今回の試合に勝ち、2019年3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催されるビッグマッチ『K’FESTA.2』で久保優太の保持するK-1 WORLD GPウェルター級王座に挑戦するという青写真を描いている城戸。こんな状態でトゥフに勝てるのかと心配されるところだが、インタビューの最後に城戸はこう言った。
「この状態でちゃんと勝つところを見せます。日本人は窮地に立たされてから勝つのが好きじゃないですか。この底辺になったところで勝つ。僕は盛り上げるためにちょいちょい嘘もつきますから(笑)。向こうも戸惑うと思います。パプアニューギニアにはそういうヤツがいないかもしれないので」
本当なのか、陽動作戦なのか。試合では城戸の左足に注目だ。
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