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【GLORY】優勝賞金1千万円超のヘビー級トーナメント開催決定

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2018/10/25(木)UP

GLORYヘビー級トーナメントに出場が決まった6選手。左からウィルニス、モズニー、アデグバイ、サディック、イノセンテ、タファ

 ヨーロッパ最大のキックボクシング団体『GLORY』が、優勝賞金10万ドル(約1,120万円=10月25日時点)を懸けた、8人制のヘビー級ワンデートーナメントの開催を発表した。

 決戦の舞台は12月8日(土・現地時間)オランダ・ロッテルダムの屋内競技施設アホイ・ロッテルダムで開催されるナンバー大会『GLORY 62』。この大会はGLORYの2018年最終興行となる。

“マーク・ハント二世”と呼ばれる新星タファ(右)

 出場選手として、ベンジャミン・アデグバイ(33=ルーマニア/GLORY世界ヘビー級1位)、ジャマール・ベン・サディック(28=モロッコ/同級2位)、グト・イノセンテ(32=ブラジル/同級3位)、ジャファー・ウィルニス(32=オランダ/同級4位)、ジュニア・タファ(21=オーストラリア/同級5位)、トーマス・モズニー(27=スロヴァキア/同級8位)の6名がすでに決まった。

 アデグバイ、サディック、イノセンテの3名がGLORY世界ヘビー級タイトルマッチ経験者で、最年少のタファは“マーク・ハント二世”とも呼ばれる注目の新星。いずれも上位ランカーであり、現在のGLORYヘビー級が誇る実力者たちだ。 

現K-1ヘビー級王者マナートは、9月のGLORY初陣を勝利で飾り、今回のトーナメントにはリザーブマッチでの出場となる

 残り2名は決定次第の発表となる。ランキングで見ると、ムラデン・ブレストヴァッチ(34=クロアチア/同級6位)とディアンジェロ・マーシャル(28=キュラソー島/同級7位)が有力か。現GLORY世界ヘビー級王者リコ・ヴァーホーベン(29=オランダ)や、“K-1の悪童”として日本でも知られるバダ・ハリ(33=モロッコ)など、ビッグネームのサプライズ参戦も期待される。

 また、1回戦の組み合わせは後日の抽選で決まるが、トップランカーのアデグバイとサディックの2名は、事前のシード(組み合わせ調整)によって、反対の山に振り分けられた。リザーブマッチの対戦カードもすでに決まっており、現K-1 WORLD GPヘビー級王者ロエル・マナート(24=オランダ)vsキリル・コルニーロフ(26=ロシア)となる。

トーナメントの対戦表。抽選で決まるシード番号ごとに、入るスポットが振り分けられている

 ほかにも、準優勝者は3万ドル(約336万円=10月25日時点)、決勝進出を逃したセミファイナリスト2選手は1万ドル(112万円=同)を賞金として受け取ることも発表されている。

Photo by James Law, Glory Sports International

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●編集部オススメ

・GLORYヘビー級トーナメントはシュルトの圧勝劇=2012年日本大会

・バダ・ハリが復帰戦で勝利、カラケスとの因縁に終止符打つ

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