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【RISE】無敗同士の王座戦に挑む金子梓「この一戦で終わってもいい覚悟」

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2018/10/30(火)UP

キックエリート・田丸に、「心技体」の心と体で勝利すると語る金子

 11月2日(金)東京・後楽園ホールにて開催されるキックボクシングイベント『RISE 128』で、8戦全勝の新鋭・金子梓(23=新宿レフティージム)が、新設のスーパーフライ級(-53kg)王座決定戦に臨む。

 決定戦の相手は、同じく無敗で7戦全勝の田丸辰(たまる・とき/16=平井道場)。ジュニア時代から数々のアマチュアタイトルを獲っているキックエリートだ。
 金子は田丸の印象を「もうスピード、テクニック、パワーもありますし、ディフェンス能力も凄い高いんで。良い所を上げたらキリが無いような感じじゃないですか」とベタ褒め。

ボディブローでダウンを奪う金子

 さらに「今までの選手って、田丸選手に対してキックボクシングの技術で対抗してきてた」と分析。「僕は技術面というか心技体の心と体の部分で戦ってると思うんで、僕だったらまだ可能性あるのかなっていうか僕なら勝てるかなと」とレスリングや空手をバックボーンに持ち、テクニックよりフィジカルや気持ちで戦う自分が有利とした。
  
 現在23歳の金子は「大学まで行って就職せずにキックやってるんで、ここで一花じゃないですけど、何も成績残せずに終わる訳にはいかない」と覚悟を語る。「ここを一つのゴールだと思って先の事を考えずにやってるんで、この一戦で終わってもいい覚悟を持って臨みます」と今回のタイトルマッチに人生を賭ける。

 今回はどちらかが無敗の王者となり、どちらかが初の敗北を喫する。金子は「RISEの他のチャンピオンを見ても、凄い価値あるベルト。それプラス田丸選手に初黒星付けて勝って、さらにベルトの価値を上げたうえで獲りたいなと思います」と無敗王者になるのは自分だと宣言した。

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