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【K-1】木村“フィリップ”ミノル、ピケオーとの王者対決は「どちらが諦めるかの勝負」

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2018/10/30(火)UP

ピケオー戦に向け「めっちゃコンディションがいい」と絶好調の木村

 11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~』。

 同大会にて行われるスーパーファイトに出場する、第6代Krushウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(25=K-1ジム五反田チームキングス)が公開練習を行った。

 公開練習で木村は、シャドーボクシングとミット打ちを3分1Rずつ披露。ミット打ちでは得意のパンチだけでなく、右ミドル、右ローキック、ヒザ蹴りと蹴り技も多用した。

多様な攻撃をミットへ打ち込んでいった

 木村の相手は第4代Krushスーパー・ウェルター級王者のジョーダン・ピケオー(28=オランダ)と。現役王者対決を行うとなる。
 木村曰く「ピケオー戦は自分の引き出しを多く出す勝負になる。そのために準備しておけば悪い流れになっても(ペースは)持っていかれることはない。僕のイメージはお互いに全部の引き出しを出し合って、どちらが諦めるか?の勝負になる」と戦線を示唆。

 ピケオーの印象については「世界基準。僕の中ではそんなイメージですね」と木村。「でも自分は、そういう相手と、そういう試合がしたかった。それにピケオー選手は『怖え…』と思っちゃったらダメなタイプ。だからめっちゃ試合を楽しみたいですね」と強敵との戦いに胸を躍らせる。

 10月の対戦カード発表会見で木村は「僕は試合前に舌戦したからどうとかは、あんまり好きじゃない」と発言し、ファン・選手から反響があったという。

 その真意は「すごいレベルの高い試合をして、もう一度、子供から格闘技が好きな年配のファン、そして今のファン…みんなに『みんなが見てきた格闘技ってこれだったでしょ?』ということを思い出させたい。僕はギラギラした目の子供を増やしたいんですよ。子供って本当に強い選手に憧れるから」と子供が憧れるような選手を目指す。

 木村と”世界基準”の相手との一戦は、どのような結末を迎えるか。

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